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JCBカード/プラスANAマイレージはJCBのプロパーカードのオリジナルシリーズと、ANAマイレージクラブが一体化したクレジットカードです。
「JCBのポイント『Oki Dokiポイント』とANAマイレージが同時に貯まるクレジットカードがほしい!」という要望に応えて生まれました。
この1枚でJCBのOki DokiポイントとANAマイルとの両方が貯まるという欲張りなカードは、その他にもお得な機能が揃っています。
今回は旅行にもたくさん行きたいし、お得なお買い物もいっぱいしたいという、あなたにぴったりのJCBカード/プラスANAマイレージのメリットやデメリットを解説していきます。
知っておきたいJCBカード/プラスANAマイレージの特徴
JCBカード/プラスANAマイレージは、基本的にJCB一般カードがベースとなっていて、その上にANAマイレージクラブの要素が搭載されたクレジットカードです。
まずは還元率や年会費などの基本情報です。
還元率 | 0.5%〜 |
---|---|
年会費 | 1,250円 ※下記の条件クリアで年会費が無料 ・MyJチェックの登録 ・年間合計50万円以上利用 |
入会条件 | 18歳以上(高校生不可) |
国際ブランド | JCB |
家族カードの有無・年会費 | 400円(本会員が無料なら無料) |
ETCカードの有無・年会費 | 無料 |
Oki DokiポイントとANAマイレージが貯まる
JCBカード/プラスANAマイレージの一番の特徴は、Oki DokiポイントとANAマイレージが同時に貯まるというシステムです。
はじめに、Oki Dokiポイントはどういったことをすることで貯まるのかを把握しておきましょう。
Oki Dokiポイントを貯めるには
JCBによるOki Dokiポイントプログラムによって、基本的には1,000円のお買い物で1ポイントのOki Dokiポイントが付与されます。1ポイントの価値は5円相当なので、0.5%の還元率です。
しかし、通常のお買い物だけではなく、下記のようなサービスを使いこなすことで一段と効率よくOki Dokiポイントを増やすことが可能です。
- ポイント優待店で使うとボーナスポイント2倍以上
- インターネットショッピングでポイント最大20倍
- 海外利用はポイント2倍(WEB明細サービス『MyJチェック』の登録が必要)
通常の還元率は0.5%なので、決して高いとはいえませんが、上記のようなサービスを利用することで還元率がグッと上がります。ポイントの有効期限は2年間となっています。
ANAマイルを貯めるには
一方、JCBカード/プラスANAマイレージでは以下のサービスを利用でマイルを貯めることができます。
- ANA国内線の搭乗
- ANA国際線の搭乗
- スターアライアンス加盟航空会社や提携航空会社の搭乗
- ANAグローバルホテルや提携ホテルの利用 など
ANAマイレージクラブと同じ要領で、マイルを貯めることができるということですね。
スターアライアンスに加盟している航空会社はこちら。
- エア・カナダ
- 中国国際航空
- アシアナ航空
- ユナイテッド航空
- ルフトハンザドイツ航空
- スカンジナビア航空
- タイ国際航空
- ニュージーランド航空
- シンガポール航空
- オーストリア航空
- エバー航空
- アドリア航空
- エア・インディア
- エーゲ航空
- アビアンカ航空
- アビアンカ・ブラジル航空
- ブリュッセル航空
- コパ航空
- クロアチア航空
- エジプト航空
- エチオピア航空
- LOTポーランド航空
- シンセン航空
- 南アフリカ航空
- スイス インターナショナル エア ラインズ
- TAPポルトガル航空
- ターキッシュ エアラインズ
一方、ANAがマイレージ提携をしている提携航空会社は、以下の会社になります。
- エア ドロミティ
- マカオ航空
- エティハド航空
- ユーロウィングス
- ガルーダ・インドネシア航空
- ジャーマンウィングス
- ハワイアン航空
- ジェットエアウェイズ
- フィリピン航空
- ヴァージン アトランティック航空
- ベトナム航空
スターアライアンス加盟航空会社と、提携航空会社だけでもかなりのエアラインをカバーしています。
海外旅行では、スターアライアンス加盟の会社を使って途中でトランジットをして利用するという方法もあるので、これである程度の行き先はカバーされますね。
Oki Dokiポイントプログラムの特典
JCBカード/プラスANAマイレージでポイントを効率良く貯めたとしても、使い道に困るようでは貯める価値は全くありませんよね。
しかし、貯まったOki Dokiポイントは以下のように、様々な特典と交換することが可能です。
- カタログから商品交換(グルメ、家電、ヘルスケアグッズ、楽器など)
- 1ポイント3円のキャッシュバック
- JCBギフトカード
- 東京ディズニーリゾートパークチケット
- Amazon.co.jpでのショッピング(1ポイント=3.5円分)
- JALマイレージバンク
- Tポイント
- カード支払い金額に充当
- 店舗で使える商品券や電子マネーに交換
- nanacoポイント
- dポイント(NTTドコモ)
- WALLETポイント(au)
- ビックポイント(ビックカメラ)
- ベルメゾン・ポイント
かなり豊富な交換先が用意されているため、ポイントの交換先が見つからずに困ってしまったということにはなりません。
カードの請求に充当できるという点も「シンプルに特典をもらいたい」という方にとっては魅力的ですよね。
貯まったOki Dokiポイントはマイル移行が可能
JCBカード/プラスANAマイレージは、お買い物で貯まったOki Dokiポイントはマイルに交換がすることができるという点も見逃せません。
- Oki Dokiポイント:1ポイント→ANAマイル:3マイル
上記の交換レートでマイルに交換することができます。1,000円のお買い物につき、3マイルが貯まるということですね。
ポイントをマイルに集約することで、以下の特典を利用することができます。
- ANAの航空チケット
- チケットのアップグレード
- 旅行商品の購入
- 提携ホテルの宿泊や食事
日々のお買い物をすることで、自分へのご褒美に、次の旅行ではビジネスクラスやラウンジを利用するなんていう楽しみができますね。
JCBカード/プラスANAマイレージを持つ事で得られるメリット
JCBカード/プラスANAマイレージは、Oki DokiポイントとANAマイルの両方を貯めることができるという点が最大の特徴であり、そしてメリットです。
それに加えて、JCBのプロパーカードだという点も大きなメリットだと言えるでしょう。JCBカード/プラスANAマイレージを持つことで、充実したJCBの特典が受けられます。
信頼のおける、国内で唯一の国際ブランドJCBが発行するカードだという点も、安心して利用できる重要な要素です。
JCBオリジナルシリーズパートナーの利用
JCBカードのプロパーカードであるJCBカード/プラスANAマイレージは、JCBオリジナルシリーズパートナーのお店を利用することでお得なショッピングができます。
主に以下のお店でJCBカード/プラスANAマイレージを利用することで、何倍ものOki Dokiポイントが貯まります。
- ザ・ボディショップ:ポイント11倍
- Amazon:ポイント3倍
- イトーヨーカドー:ポイント3倍
- セブンイレブン:ポイント3倍
- スターバックス:ポイント10倍
- ディノス:ポイント3倍
- ビックカメラドットコム:ポイント2倍
- 一休ドットコムレストラン:ポイント3倍
ファッションやインテリア、パソコン、音楽、トラベル、そして日々のお買い物で利用できるお店が揃っているのが嬉しいところ。
同じお買い物をするのであれば、どんどんJCBオリジナルシリーズパートナーを利用して、その分ポイントを効率良く貯めましょう。
Oki Dokiランドでのお買い物でさらにお得に
JCBが運営するポイント優待サイト『Oki Dokiランド』を経由してショッピングをすることで、最大20倍と、さらにポイントが貯まりやすくなります。
- 楽天市場
- Amazon
- Yahoo! JAPANショッピング
- クロックスオンラインショップ
- アディダスオンラインショップ
- DHCオンラインショップ
- ビックカメラドットコム
- ショップジャパン
- DELL
- じゃらん
- ZOZOTOWN
- 伊勢丹オンラインストア
よく利用されている楽天市場やAmazonでも、Oki Dokiランドを経由することでポイントを2倍以上貯めることができます。
約400店舗ものショップ数から選ぶことができるため、欲しいものがある時はまずOki Dokiランドを見るクセをつけるといいでしょう。
それぞれのショップがポイントを発行している場合は、ダブルでポイントが貯まるという利点もありますよ!
Apple Payの利用ができる
JCBカードはApple Payでの決済が可能になり、JCBカード/ANAマイレージでも利用することができます。
Apple Payは全国のコンビニやガソリンスタンドなど、QUICPayの表示があるお店で利用できます。
手軽にお会計ができるので、お財布を持ち歩きたくないサラリーマンや、荷物の多い子供連れの方にとっては大助かりですね。
Apple Payは支払の時には指紋認証や顔認証が必要になるため、クレジットカードよりも頑丈なセキュリティーに守られているという点も頼もしいところです。
もちろんApple Payでお会計をした際にもOki Dokiポイントが付与されます。
ANAマイレージクラブカードとマイルの統合ができる
すでにマイルの貯まった『ANAマイレージクラブカード』を持っている方や、『ANAマイレージクラブお客様番号』を持っているという方にとって、JCBカード/プラスANAマイレージにマイルの引き継ぎができるのか気になりますね。
もちろん貯めてきたマイルの集約は可能です。
- オンライン入会画面にある『ANAマイレージクラブお客様番号ご入力欄』に入力
これだけで自動的にマイルが統合されます。とても簡単に手続きができるため、この点は心配しなくて良いでしょう。
スキップサービスの利用ができる
JCBカード/プラスANAマイレージは、空港で搭乗手続きが不要な『スキップサービス』の機能がついています。
カウンターで長い列に並ぶこと無く、直接保安検査場に行くことができるので、無駄な時間が激減されるでしょう。忙しいビジネスマンにとってはその分ストレスも激減されますね。
ただし、預け荷物がある場合にはカウンターに寄らなくては行けないので、忘れないようにしましょう。
JCBカード/プラスANAマイレージの気になるデメリット
JCBカード/プラスANAマイレージは、フライトでマイレージが貯まるだけでなく、使い様によってザクザクOki Dokiポイントが貰えるというメリットがありますが、一方のデメリットも気になるところ。
JCBカード/プラスANAマイレージには2つのデメリットが存在します。
国際ブランドを選ぶことができない
当たり前ですが、JCBカード/プラスANAマイレージは国際ブランドを選択することができません。
日本発のブランドのJCBは、日本国内では問題なく使用できますが、海外においてはVISAやMasterCardに比べると使えるお店が多くはありません。
韓国やハワイ、台湾など日本人旅行客がよく行くような場所であればある程度の決済ができます。だたし、それ以外の国に海外旅行に行く方はVisaやMasterCardを持っておいた方がいいでしょう。
一方で、JCBは東京ディズニーリゾートやUSJのオフィシャルスポンサーだというメリットもあります。
ディズニー好きな方にとってはJCBのカードを1枚持っておくと、パークチケットが当たるなどの特典が受けられます。
とにかくANAマイルを貯めたい方はANAカードがおすすめ
JCBカード/プラスANAマイレージは、JCBのオリジナルカードと、ANAマイレージクラブの両方の特典が使える点が魅力ですが、「ひたすらANAマイルだけが欲しい!」という方にとってはANAカードの方がメリットが大きいです。
ANAカードでは、ANAカードマイルプラス特約店やフライトマイルのボーナスなどを利用して、効率良くポイントを貯めることができます。
JCBカード/プラスANAマイレージとJCB一般カードの違い
JCBカード/プラスANAマイレージは、JCBの一般カードにANAマイレージクラブの機能が追加されたクレジットカードです。
両者のカードはちょっとした違いがあるので、その点を把握した上でカードを申し込むといいでしょう。
JCBカード/プラスANAマイレージは年会費が発生
JCBカード/プラスANAマイレージは『サービス付帯年会費』として300円(税別)の年会費がかかります。
サービス付帯年会費とは、カードに付いているANAマイレージクラブのサービスに対して発生する年会費のことです。
別途、JCBカード/プラスANAマイレージ、JCB一般カードとともに1,250円(税別)の年会費が発生しますが、これはオンラインで入会することで初年度の年会費が無料になります。
翌年以降は、前年に以下の2つの条件を満たすことで1,250円の年会費が無料になります。
- MyJチェックの登録
- 年間合計50万円以上のショッピング利用
ただし、サービス付帯年会費300円(税別)は無料とならないため、JCBカード/プラスANAマイレージを保持するにはどうしても年会費を支払わなくてはなりません。
家族カードも同じように300円の付帯年会費が発生します。その分、ANAマイレージクラブの特典がついてくるという訳ですね。
ANAマイレージクラブの機能
JCBカード/プラスANAマイレージ付帯している、ANAマイレージクラブ機能には、以下の特典がついてきます。
- 空港でのカウンターでのチェックインが不要なスキップサービス
- ANAグループ便や提携航空会社のフライトでANAマイルが貯まる
- スターアライアンス加盟航空会社のフライトでANAマイルが貯まる
年間300円を支払うことで、JCB一般カードとANAマイレージクラブカードをそれぞれ持ち歩く必要がなく、1枚に集約されるのでお財布がちょっと軽くなるというのも利点です。
JCBカード/プラスANAマイレージを持つとメリットが大きい人
旅行に行く機会が全くないという方にとっては、JCBカード/プラスANAマイレージのメリットはあまり享受できないかもしれません。
JCBカード/プラスANAマイレージはフライトなど、ANAの利用でマイルが貯まるというのが最大の特徴なので、この点に興味がないという方は、他のJCBの一般カードでもいいでしょう。
一方、以下に当てはまる方はJCBカード/プラスANAマイレージを持つことで大きなメリットを受けられます。
旅行に出かける機会の多い方
JCBカード/プラスANAマイレージは、フライトを利用するなど、旅行に出かける時にその強さを発揮します。頻繁に旅行へ出かけているという方にとっては強い味方の1枚です。
国内、海外旅行に出かけることで、以下のメリットや補償が受けられます。
- フライト利用でマイルが貯まる
- 国内旅行傷害保険が付帯
- 海外旅行傷害保険が付帯
- 海外でのお買い物はショッピングガードが付帯
JCBカード/プラスANAマイレージで得られる、気になる保険の内容を詳しく見ておきましょう。
旅行傷害保険
JCBカード/プラスANAマイレージでは旅行傷害保険(死亡・後遺障害)が付帯しています。
- 海外:最高3,000万円
- 国内:最高3,000万円
保険が適用されるにはMyチェックに登録し、旅行費用をJCBカード/プラスANAマイレージで支払うといった条件があるために注意しましょう。
ショッピングガード保険
JCBカード/プラスANAマイレージをつかって海外で購入した品物が壊れてしまったり、盗まれてしまった場合の補償が付帯しています。
- 購入してから90日間
- 年間最高で100万円
せっかく海外で見つけたお気に入りのお土産が壊れたりしたら残念ですが、保険で補償されるとなるとショックも半減しますね。
まとめ
JCBカード/プラスANAマイレージは、持つことでJCBの特典を受けながらANAマイルが貯まるという、ちょっと欲張りなクレジットカードです。
JCBはオリジナルシリーズパートナーでお得にお買い物ができるだけでなく、入会後のキャンペーンがたくさん用意されています。
しかも、今ならJCBカード/プラスANAマイレージの新規入会キャンペーンも行われていて最大11,000円分のギフトカードやキャッシュバックがもらえます。
JCBカード/プラスANAマイレージはJCBの特典を受けながら、旅行でもメリットを享受したいという、貪欲な方が持つことで活かされるクレジットカードです。
カード基本情報
還元率 | 0.5%~ | |
---|---|---|
ポイントの種類 | Oki Dokiポイント | |
年会費
|
初年度 |
無料
|
2年目以降 | 1,250円(条件付無料) | |
申込み条件 | 18歳以上(高校生不可) | |
国際ブランド | JCB | |
家族カード
|
初年度 | 400円(条件付無料) |
2枚目以降 | 400円(条件付無料) | |
ETCカード | 無料 | |
カード締め日 | 15日 | |
カード支払い日 | 翌月10日 | |
支払い方法 | 口座振替 |
カード付帯の保険・補償
海外旅行
|
利用付帯 | 最大3,000万円 |
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自動付帯 |
-
|
|
国内旅行
|
利用付帯 | 最大3,000万円 |
自動付帯 | - | |
ショッピング | 最大100万円(海外のみ) |
電子マネー
付帯電子マネー | - | |
---|---|---|
チャージできる電子マネー | - |
空港サービス
空港ラウンジ | - |
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プライオリティパス | - |
発行会社
会社名 | 株式会社ジェーシービー |
---|---|
公式サイト | http://www.global.jcb/ja/ |
所在地 | 〒107-8686 東京都港区南青山5-1-22 青山ライズスクエア |
設立日 | 1961年1月25日 |