DCカードJizile（ジザイル）の特徴を徹底解説！持つメリット・デメリット

2018年2月21日

三菱UFJニコス株式会社が発行するクレジットカードの中でも、DCの標章を冠するものは様々ありますが、DCカードJizile（ジザイル）はクレジットカード初心者でも大変持ちやすいカードであるといわれています。

そこで今回は、DCカードJizileについてその特徴やメリット・デメリットについて解説していきます。

あなたに合う1枚であるかどうか、こちらで参考にしていただけたら幸いです。

知っておきたいDCカードJizile（ジザイル）の特徴

DCカードJizileの基本情報を表にまとめると、以下のようになります。

年会費が永年無料になっていますので、1年に1回は必ず利用しなければならないといった制約がなく、安心して持つことができます。

しかも年会費が永年無料のクレジットカードの中でも、最も高い還元率を誇るカードでもあり、驚異の1.5％なのです。

通常のDCカードは、DCハッピープレゼントポイントが1,000円につき1ポイント付きますが、DCカードJizileは他のDCカードよりも常に3倍のポイントが付きますので、1,000円につき3ポイントが加算されます。

DCハッピープレゼントポイント1ポイントの価値は最大5円になるため、DCカードJizileの実質還元率は1.5％ということです。

※ただし、リボ払いの対象とならない支払（商品券の購入等）は、ポイント還元率が変わり、1,000円につき1ポイント（0.5％）となります。

DCカードJizileのもっとも大きな特徴として挙げられるのが、リボ払い専用カードであるということです。

では、リボ払い専用カードがどういったものなのかを解説していきましょう。

DCカードJizileはいつでも支払い方法がリボ払い

DCカードJizileは、利用した金額や件数などにかかわらず、毎月の支払額を一定に設定し、その金額を支払っていくリボ払い専用のクレジットカードです。

たとえば、毎月支払う設定額を20,000円にしておくと、50,000円の商品を購入しても支払額は20,000円となるのです。

残りの30,000円と手数料は翌月に繰り越されますが、設定金額の変更がなければ翌月の支払いも20,000円です。

残りの10,000円と手数料は、その次の月に引き落としとなります。

カードが手元に届いたときの最初の設定額は5,000円ですが、自分で金額を変更することができますので、余裕のある場合は金額を引き上げて設定するといいでしょう。

また、商品購入代金が設定額を下回る場合、支払いが1回で済みますので手数料はかかりません。

海外旅行保険が自動付帯している

DCカードJizileには、海外旅行保険が自動付帯されているのも大きな特徴です。

年会費が永年無料であると旅行に関する保険は付帯していないものが多く、旅行保険が付いている他のカードを持っていくか、旅行保険に加入しなければならないといった手間がありますが、DCカードJizileは海外旅行であれば保険が自動付帯しているので、そういった手間が一切ありません。

では、気になる海外旅行保険の内容を解説しましょう。

上の表の補償が、カード入会日の翌日以降に出発する海外旅行にセットされますので、初めての海外旅行でも安心して楽しむことができますね。

海外旅行保険が適用されるのは、日本を出発してから90日間を限度としています。

ショッピング保険も無料で付帯

DCカードJizileにはもうひとつ保険が付いていて、ショッピング保険（ショッピングセイバー）で年間限度額100万円までを保障してくれます。

自己負担額10,000円となりますが、万が一高額商品が損害を受けたとしても購入日を含めて90日間なら補償してくれますので安心ですね。

ただし、一部保険の対象にならない商品がありますので、カードが手元に届いたらショッピング保険の補償内容をよく読みましょう。

DCカードJizile（ジザイル）を持つ事で得られるメリット

DCカードJizileは還元率以外にもたくさんのメリットがあるので、それぞれを詳しく解説していきましょう。

いつでもどこでもポイントが3倍ついて使い道も広い

DCカードJizileは、DCハッピープレゼントポイントが通常のDCカードよりも3倍付きますので、ポイントが非常に貯まりやすいのです。

しかもその使い道は広く、様々なものに利用することができます。

ポイントをどのように使うのかを詳しくまとめてみましょう。

ポイントをキャッシュバックする

貯まったポイントはDC Webサービスから応募することで、1ポイント＝4円としてキャッシュバックすることができます。

たとえば2,000ポイントをキャッシュバックさせると、翌月の請求額から8,000円が差し引かれるのです。

もし請求額がキャッシュバック額よりも少ない場合は、登録してある口座に振り込んでくれますので、ポイントが無駄になることはありません。

キャッシュバックは、500ポイントから100ポイント単位で応募できます。

素敵な商品にも交換することができる

DCハッピープレゼントカタログの中から、欲しい商品にポイントで交換することもできます。

カタログには魅力的な商品がたくさん載っていて、キッチン用品・日用雑貨からグルメ・テーマパークチケットに至るまで様々なカテゴリーがありますので、どれにしようか迷ってしまうほどです。

DCカードがオススメする商品には下記のようなものがあります。

豪華な賞品が色々あり、交換に必要なポイントも高いですよね。しかしDCカードJizileはポイント還元が1,000円につき3ポイントですので、すぐにポイントが貯まりそうです。

交換したい商品のポイント数を目標に、ポイントを貯める楽しみもできます。

ポイントの移行先が多い！

DCハッピープレゼントポイントは、他社のポイントに交換することができますが、その移行先が多いこともメリットのひとつです。

ポイント移行先と交換レートを下記の表にまとめました。

これだけの交換先があれば、DCハッピープレゼントポイントの使い道がなくてもポイントを無駄にしてしまう心配もありませんね。

ギフトカードや商品券に交換できる

DCハッピープレゼントポイントをどれに交換しようか迷っているときは、ギフトカードや商品券に交換することもできます。

ギフトカードや商品券に交換しておけば、いつでも好きな商品を購入することもできますね。

交換できるギフトカード・商品券の一部を下記にまとめました。

電子マネーにチャージができる

DCカードJizile自体には電子マネーは付帯していませんが、他社の電子マネーにクレジットチャージすることができます。

チャージできる電子マネーを下記にまとめました。

ここでご注意いただきたいのが、各電子マネーにチャージはできるけどポイントは付かないということです。この点はちょっと残念ですね。

チャージでもポイントを獲得したい場合は、他のクレジットカードを選択するようにしましょう。

DCカードJizile（ジザイル）の気になるデメリット

メリットだけ見てカードを持つことを決めても、後にデメリットに気付き「やめておけばよかった…。」という事態になってしまうかもしれません。

その前にデメリットについてもきちんと知っておけば、自分に合うカードであるかどうかを充分に考慮することができますね。

そこで今度は、DCカードJizileのデメリットについて解説しましょう。

DCカードJizileはリボ払いしか支払い方法がない！

DCカードJizileは『リボ払い専用カード』ですので、他の支払い方法を選択することができません。

たとえお店のレジで「一括払いで。」とお願いしても、自動的にリボ払いになってしまうのです。

このときに毎月の支払設定金額が5,000円であれば、30,000円の商品を購入した場合の支払いは、6か月間にわたることになります。

しかも、翌月に繰り越された分にはリボ手数料（手数料率（実質年率）15.00％）が発生しますので、手数料の分支払期間が延びることになるのです。

収入の面から、毎月の支払額を一定に保ちたいという理由があればリボ払いは非常にありがたいシステムなのですが、お金に余裕があるから今回は一括で支払いたいと思っても、システム上それなりの措置を取らなければリボ払いになってしまいます。

二人の会話に出てきたように、1回で支払いを終えてしまいたいときの方法がありますので、解説していきましょう。

リボ払いを1回の支払いで終わらせる方法

リボ払いの設定金額はお支払コースの中から選んで設定します。お支払コースの内容は以下のようになっています。

お支払コースが初期の段階で5,000円に設定されていますので、設定を変更して50,000円にしておけば、50,000円までのお買い物なら1回の支払いで済んでしまいます。

リボ払いでも1回目の支払いには手数料が発生しませんので、50,000円以上の支払いにならなければ手数料の支払いは必要なくなります。

ただ、この方法は事前に設定しておかないと商品を購入してから設定変更しても間に合いませんので、早めに設定変更しておくことをおすすめします。

設定金額を上回ってしまった場合でも、DC Webサービスやサポートデスクで全額支払いにすることもできます。

もし1回での支払いが無理だったけど早めに支払いを終えてしまいたい場合は、次の方法で返済することも可能です。

コンビニや銀行のATMで支払いをする

リボ払いの設定金額が低いままだったため、支払いが翌月以降に繰り越されてしまうといった場合、コンビニや銀行ATMで追加返済をおこなうことができます。

利用した代金は毎月15日に締切り、翌月の10日から支払いが可能になるので早めに返済してしまいましょう。

口座振替で追加返済する

上記の方法と同じように、口座振替で追加返済することもできます。

DC Webサービスか電話で受け付けてくれますので、お金に余裕が出てきたら早めに返済しきってしまいましょう。

DCハッピープレゼントポイントには有効期限がある

DCハッピープレゼントポイントには有効期限が設けてあり、最高で3年間となっています。

デメリットとは言いつつも、ポイントの有効期限は多くが1年とかなので、3年の有効期限は十分長いと言えます。

ポイントの有効期限の仕組みは、以下のようになっています。

ポイントが1年間に200ポイント以上貯まれば最長で3年間有効期限が延びますが、200ポイントも貯まらなかった場合、その年の3月末で期限が切れてしまいますので、早めに使い切ってしまうようにしましょう。

ただし、新規に入会した年の獲得ポイントは、自動的にポイント有効期限が3年になりますので、新規入会した年にポイントをガッツリと貯めておくといいでしょう。

また、DCカードを退会した場合は、ポイント有効期限にかかわらずポイントも失効してしまいますので、退会前にポイントは使い切ってしまいましょう。

電子マネーチャージでポイントが付かない

メリットの章で解説しましたが、電子マネーにチャージすることはできてもDCハッピープレゼントポイントプログラムの対象外になりますので、ポイントが付かないのがデメリットです。

せっかくチャージできるのにポイントが付かないのはもったいないですので、チャージでポイントを付けたい場合は他のクレジットカードでおこなう方がいいでしょう。

ETCカードが有料

ETCカードを発行するのに1,000円＋消費税が必要になりますので、こちらもデメリットですね。

ETCカードを無料で持ちたいという人は、ETCカードが無料で発行できるクレジットカードを探す必要があります。

DCカードJizile（ジザイル）のお得な使い方

DCカードJizileの基本的な情報からその特徴までを解説しましたが、どのような使い方をしたらお得に使いこなせるのでしょうか。

今度はDCカードJizileのお得な使い方について解説します。

ショッピングでポイントをガッツリ貯めよう！

DCカードJizileのもっとも大きなメリットであるポイント還元が1,000円につき3ポイントと高いので、ショッピングで使うとお得になります。

お買い物をしたときのポイントは次のようになります。

DCカードJizileを使ってお買い物をすると、どのくらいお得なのかは一目瞭然ですね。もらえるポイントが3倍変わると、これほどの差が出るのです。

ただ、支払い方法はリボ払いですので、自分で1か月のお買い物の上限を決めてショッピングをおこない、無理な支払いや長期に渡る支払いをできるだけ避けるようにしていきましょう。

海外旅行でもお得に使える！

海外旅行保険が自動で付帯していますので、面倒な手続きがない上に、海外に旅行に行く際には強い味方になってくれることでしょう。

また、ショッピング保険（ショッピングセイバー）も海外で適用されることから、購入した商品が万が一破損したり盗まれてしまっても、90日間補償してくれるので安心ですね。

ポイントももちろん3倍付くので、お得この上ありません。

ぜひ海外旅行に行くときには、DCカードJizileを忘れずに持っていきましょう。

Mastercardの特典を存分に受けられる

DCカードJizileのメリットの章でも記載いたしましたが、Mastercardの特典をそのまま受けることができます。

せっかくMastercardを持っているのですから、これを受けない手はありません。

特典内容やキャンペーンは随時変更されていきますので、お得なチャンスを逃さないようにチェックしておきましょう。

現在受けることができる特典は、コチラから確認することができます。

Mastercardの公式サイトのMastercardプロモーションでも確認できますので、ぜひ参考にしてくださいね。

DCカードJizile（ジザイル）を持つとメリットが大きい人

ここまで読み進めてみて、あなたはDCカードJizileについてどのように感じたでしょうか？

「リボ払いは自分には合わない支払い方法だなぁ。」

「電子マネーにチャージしてポイントが付く方がいい。」

「ポイントの有効期限は気にしたくない。」

と思ったのなら、DCカードJizileはあなたに合わないといえるでしょう。

年会費は絶対無料！という人

「年会費は、制約がない永年無料がいい！」という人にはDCカードJizileが合っています。

1年に1回必ず利用する…といった条件がありませんので、年会費の発生を心配せずにカードを持っていられます。

年会費を支払いたくないという人は、ぜひDCカードJizileを検討してみてくださいね。

ポイント還元率が高い方がいい！という人

年会費が永年無料のクレジットカードの中でも高還元率1.5％を誇るDCカードJizileですので、ポイント還元率の高いクレジットカードをお求めなら、DCカードJizileがおすすめです。

ショッピングをクレジットカードで楽しむ人にとっては、お得で嬉しい還元率ですよね。

また、貯まったポイントは素敵な商品に交換したり、ギフトカードや商品券、他社のポイントやマイルに交換することができるので、使い道の幅が非常に広く、ポイントが無駄になることはありません。

リボ払い用の専用カードが欲しい！という人

DCカードJizileはリボ払い専用カードですので、自動的にリボ払いになるクレジットカードをお求めなら、DCカードJizileは打って付けです。

リボ払いは手数料が高く長期化しやすい支払い方法ですが、毎月の支払額をほぼ一定にすることができますので、上手に使えば非常に便利な支払い方法です。

そして自動的にリボ払いになることが便利な理由として、お店のレジなどで支払い方法を尋ねられた時に「リボ払いで。」と告げなくてもいいということ。

人によってはリボ払いで支払うのに抵抗がある人もいることでしょう。

DCカードJizileはお店のレジで「1回払い」と告げても支払い方法はリボ払いですので、安心して支払いができますね。

海外でも安心して持てるカードが欲しい！という人

DCカードJizileは海外でもショッピングが付帯している上に、ポイントが3倍付くので海外でのショッピングが楽しめます。

しかも海外旅行保険も無料で付帯しているので、病気やケガをしても補償してくれて安心ですよね。

海外で困ったときも、海外アシスタンスサービス窓口の『ハローデスク』がありますので、日本語で丁寧に対応してくれて非常に助かります。

海外旅行の時にはぜひ持っていきたい1枚ですよね。

まとめ

カード基本情報

還元率		1.5％
ポイントの種類		DCハッピープレゼントポイント
年会費	初年度	無料
	2年目以降	無料
申込み条件		満18歳以上（高校生不可）
国際ブランド		Mastercard
家族カード	初年度	無料
	2枚目以降	無料
ETCカード		1,000円＋税
カード締め日		毎月15日
カード支払い日		翌月10日
支払い方法		口座振替.コンビニ払い.銀行ATM振込み

カード付帯の保険・補償

海外旅行	利用付帯	-
	自動付帯	最高1,000万円
国内旅行	利用付帯	-
	自動付帯	-
ショッピング		最高100万円

電子マネー

付帯電子マネー		-
チャージできる電子マネー		nanaco.モバイルSuica.楽天Edy.SMART ICOCA

空港サービス

空港ラウンジ	-
プライオリティパス	-

発行会社

会社名	三菱UFJニコス株式会社 Mitsubishi UFJ NICOS Co., Ltd.
公式サイト	http://www.cr.mufg.jp/corporate/company/overview/index.html
所在地	〒101-8960 東京都千代田区外神田4－14－1 秋葉原UDX
設立日	1951年6月7日（旧日本信販） 2007年4月1日（三菱UFJニコス）