楽天ANAマイレージクラブカードの評判は？特徴やメリット・デメリットを徹底解説！

2018年5月21日2018年5月22日

楽天ANAマイレージクラブカードは、楽天カードとANAマイレージクラブ機能・楽天Edy・楽天ポイントカードの4つの機能が一体化したクレジットカードです。

楽天のサービスを利用する人はもちろん、飛行機に乗る機会の多い人にとって非常に便利な1枚です。

そこで、楽天ANAマイレージクラブカードの特徴やメリット・デメリット、カードの評判までを詳しく解説していきますので、ぜひ参考にしてくださいね。

楽天ANAマイレージクラブカードの特徴

具体的なカードの特徴を解説する前に、楽天ANAマイレージカードの基本情報を下記の表にまとめてみましょう。

年会費は初年度は無料ですが、2年目以降は税込みで540円かかります。しかし、1年に1回以上の利用があれば翌年の年会費は無料になるので、実質無料ということになります。

ETCカードにも540円の年会費が発生します。こちらは『楽天ポイントクラブ』の会員ランクがプラチナまたはダイヤモンドですと無料になります。

 

マイルか楽天ポイントか貯めたい方を選択できる

楽天ANAマイレージクラブカードは、ANAマイルか楽天スーパーポイントか貯めたい方のコースを選択して貯めていくことができます。

コースは2つあり、コース名とポイント付与は下記のようになっています。

ANAマイルコースを選択すれば、ANA搭乗時でも普段のお買い物でもマイルが貯まります。

ただ、楽天市場や楽天ポイント加盟店での利用ポイントや特典ポイントは、コースがどちらであっても楽天スーパーポイントが付きますので、了承しておきましょう。

楽天ANAマイレージクラブカードの審査基準

楽天ANAマイレージクラブカードの入会条件は、満18歳以上（高校生不可）となっています。つまり、満18歳以上であれば専業主婦や大学生でも入会が可能です。

仕事をしていなくて収入がない人であっても、二人の会話に出てきたように、生計を同一としている家族に収入があれば入会することはできます。

たとえば、専業主婦ならパートナーであるご主人に安定した収入があれば審査に通ることは可能です。そういった情報も、カード申し込みの時にしっかりと記入するようにしてくださいね。

楽天カードと楽天ANAマイレージクラブカードの2枚を申し込んだ

楽天ANAマイレージクラブカードの審査に落ちた人の実例として、Yahoo!知恵袋から下記の質問を抜粋しました。

楽天ANAカードと楽天カードの取得についてお聞きしたいのですが、2日程前に、ネットから申し込みを致しました。

楽天カードを申込後に、ANAカードが欲しくて翌日に楽天ANAも申込みしちゃいました。
審査状況をHPから確認してもstep3のご本人様確認、現在お客様にお電話での契約内容の確認を行っていますの状況が変わりません。発行の可否の可能性が知りたいです。

引用：Yahoo!知恵袋

こちらの方は、楽天カードに申し込んで審査に通ったあと、楽天ANAマイレージクラブカードにも申し込みをしています。

実は、2017年11月までは楽天カードシリーズの2枚持ちはできなかったので、2017年1月に申し込みをしているこちらの方は、審査に通らなかったと考えられます。

そう、2107年12月から利用規約に変更があり、今持っているカードの国際ブランドと違うブランドのカードや、カード種類の異なるカードであれば2枚持ちをすることができるようになりました。

こちらの方も、もし2枚のカードを持ちたいのであれば、現在なら申し込みが可能になります。ただし、楽天銀行カードとその他のカードの2枚持ちはできませんので、ご注意くださいね。

過去に延滞・滞納をしたことがあると審査に通りにくい

今までに借金の延滞・遅延・滞納をしたことがある人は、カードの審査に通りにくくなります。ここで、過去に延滞したことのある人の例を挙げてみましょう。

楽天ANAマイレージカードの審査についてご相談したくて投稿しました。
2月の25日に審査を通して本日3月7日の時点でまだ写真の通りステップ3から進んでおりません汗

（中略）

cicに何件か異動あります。（過去自営をしてた時不安定で支払いがおかしくなって延滞したのですが今は会社に勤務して5年以上経ち管理職になっており収入も安定しております。）

引用：Yahoo!知恵袋

審査の内容は、審査システムによって自動化されており、申し込み内容を自動でチェックして入会の可否を決めます。

「審査に5分で通った！」という方は、この時点で審査に合格したということですね。

ところが、過去に延滞・滞納等があった場合は人の手で審査を行うことがあります。そうなると時間がかかりますので、上記の例の人のように審査結果までが長くなると考えられます。

信用情報は一般的に5年間残るといわれていますが、カード会社独自の審査方法やカード会社グループ内で延滞や滞納が無かったかなどの経歴も審査の対象にしているところもあります。

つまり、延滞から5年以上経過していたとしても、必ず審査に通るとは限りません。

楽天ANAマイレージクラブカードの嬉しいメリット

楽天ANAマイレージクラブカードを持っていることで得られるメリットには、どういった内容があるのか気になりますよね。

まずは、簡単に下記にまとめてみましょう。

ざっと挙げただけでも、これだけのメリットがあります。

ではさっそく、楽天ANAマイレージクラブカード独自のメリットを解説していきましょう。

4つの機能搭載でお財布の中がスッキリ！

冒頭でもお伝えした通り、下記の機能が一体化しているクレジットカードであることがメリットと言えます。

クレジットカード機能で様々な支払いが可能なのはもちろん、ANAマイレージクラブの機能でマイルを貯めることができます。

ANAマイレージクラブ機能なら、本人が同一名義のANAマイレージクラブカードを複数枚持っている場合に、各カードのマイル口座をひとつにまとめることが可能なので、お財布の中もスッキリ！

楽天Edyを使えば、クレジット払いができないお店でも電子マネーでスマートに支払いができますね。

公共料金の支払いでマイルが貯まる

楽天ANAマイレージクラブカードは、ANAマイルコースと楽天スーパーポイントコースの2つのコースを選択できるので、マイルを貯めたいのならANAマイルコースを選択すれば、クレジット払いをしたときにマイルが加算されます。

つまり、公共料金の引き落としや携帯電話料金なども、マイル加算の対象になるということですね。

スキップサービスで搭乗までの時間を短縮！

空港カウンターで搭乗手続きを早く済ませたいのに、順番がなかなか回ってこない！というときは、ちょっとイライラしてしまいませんか？

いえいえ、楽天ANAマイレージクラブカードなら、スキップサービスを利用することができるので、ANA国内線の空港カウンターでの搭乗手続きは不要なんです。

そのまま保安検査場へ進むことができるので、搭乗までの時間がかなり短縮されます。

楽天ANAマイレージクラブカードのその他のメリット

楽天ANAマイレージクラブカードで得ることができる、その他の独自のメリットを下記に簡単にまとめました。

楽天ANAマイレージクラブカードは、やはりマイルを貯めていくのに強いカードと言えますね。

マイルをガッツリと獲得していきたいのなら、楽天ANAマイレージクラブカードは外せないカードです。

特に楽天トラベルのANA楽パックでは、期間限定でクーポンを獲得できるキャンペーンをおこなうことがあり、他の楽天カードシリーズでは手に入れることができない特典です。

こういったキャンペーンも見逃さないようにしていきたいですね。

今度は、楽天カード共通のメリットについて詳しく解説していきましょう。

スーパーポイントアッププログラム（SPU）でポイントの倍率が上がる！

スーパーポイントアッププログラム（SPU）とは、楽天のサービスを利用することでスーパーポイントの倍率が上がり、獲得ポイントが増える仕組みのプログラムです。

どのように倍率が上がるのかを下記にまとめました。

上記のポイント倍率をすべて合わせると、いつでもポイント最大11倍になります。

楽天市場やポイント加盟店での利用ポイント、上記の表のような特典ポイントは、選択したコースに関わらず楽天スーパーポイントで加算されますので、加算後はそのままお買い物に利用できます。

さらに『楽天スーパーSALE』を狙ってお買い物をすれば、もっとポイントを獲得できます。

海外旅行傷害保険で旅行中も安心

海外旅行中にケガや病気にかかったとき、どこの病院にかかったらいいか、言葉は通じるのか、治療費はいくらになるのかなど不安が押し寄せてきますよね。

そんな時でも、楽天ANAマイレージクラブカードを持っていれば、『海外アシスタンスサービス』を利用すれば渡航先から24時間・年中無休で電話でサポートしてくれます。

しかも、海外旅行傷害保険も付帯していて、その内容も充実しています。詳しい内容を下記の表にまとめました。

ただし、日本を出国する前に、旅行代金などを楽天ANAマイレージクラブカードで支払った場合につき付帯する保険ですので、旅行代金などは楽天ANAマイレージクラブカードを使って決済しておきましょう。

ネット不正あんしん制度でネットショッピングのトラブルも保証

インターネットでショッピングをするときにクレジットカードの情報を入力しますが、このカード情報を盗まれて不正利用されてしまうことがあります。

「だから、ネットショッピングは気になっているけど利用したことがないわ。」

という方も、実は多いのではないでしょうか。

楽天ANAマイレージクラブカードには、インターネットショッピングなどで入力したカード情報が盗まれて不正利用されてしまったときに、不正利用分を保証してくれる『ネット不正あんしん制度』があります。

ネットショッピングを楽しみたいのであれば、楽天市場を利用すればポイントもザクザク貯まっていきますね。

楽天カード共通のその他のメリット

最後に、楽天カード共通のその他のメリットを下記にまとめてみましょう。

商品未着あんしん制度は、ネットショッピングを楽しみたい人のための、楽天カードならではのサービスです。

ANAマイレージクラブカードと楽天カードを合わせた楽天ANAマイレージクラブカードは、これほどまでにたくさんのメリットがあるのですから、カードに入会しない手はありませんね。

しかし、メリットがあればデメリットもありますので、デメリットも理解しておく必要があります。

楽天ANAマイレージクラブカードには、どんなデメリットがあるのでしょうか。

楽天ANAマイレージクラブカードの気になるデメリット

先にデメリットがわかっていれば、回避することもできますね。

では、楽天ANAマイレージクラブカードのデメリットについて解説していきましょう。

楽天ANAマイレージクラブカードではANAカードのようなサービスは受けられない

楽天ANAマイレージクラブカードはあくまでも楽天カードですので、ANAカードのようなサービスを受けることはできません。

たとえば、下記のようなサービスになります。

上記のような、ANAカードで得ることができるサービスを受けたいのであれば、ANAカードを別に持つ必要があります。

楽天ANAマイレージクラブカードは、ANAマイレージクラブの機能しか利用できないことを了承しておきましょう。

利用明細を郵送してもらう場合は発行料1,000円がかかる

カード利用明細を発行してもらいたい場合、発行手数料が年間1,000円かかります。

楽天ANAマイレージクラブカードのカード利用明細はWEB上で確認することもできますので、パソコンや携帯電話で確認をするか、紙で残したい場合は画面を印刷して取っておくといいでしょう。

とはいえ、ここまでデメリットが少ないカードも珍しいと言えます。

確かにANAカードで受けられるサービスが楽天ANAマイレージクラブカードで受けられないのはデメリットですが、楽天ANAマイレージクラブカードだからこそ受けられるサービスがあります。

自分にとって楽天ANAマイレージクラブカードが合っているかどうかを、よく検討してみてくださいね。

楽天ANAマイレージクラブカードの評判/口コミ

楽天ANAマイレージクラブカードを実際に使っている人は、メリットを存分に得ることができているのでしょうか？

そこで、楽天ANAマイレージクラブカードを使っている人の評判や口コミを、例を挙げて解説していきましょう。

楽天ANAマイレージクラブカードの評判/口コミ【デメリット】

楽天ANAマイレージクラブカードを使っていて「デメリットだな」と感じた人のツイッタ－を挙げてみましょう。

夫が楽天カードに付帯するANAマイレージカードの名義変更ができていなかったらしく、マイレージが使えなくなっていた！ネットじゃできなくて電話しなきゃいけないらしい。平日は仕事あんだよ、忙しいっつーの。ばかみたい！！

— みけもも (@fumofumo2shippo) 2018年3月17日

楽天ANAマイレージクラブカードは『楽天カード』と『ANAマイレージクラブカード』が合わさったカードですので、名義変更や住所の変更などを行いたいときは、カード発行会社とANAマイレージクラブ・サービスセンターの両方で手続きをしなければなりません。

こちらの方は、カード発行会社である楽天カードには名義変更の連絡をしたようですが、ANAマイレージクラブ・サービスセンターの方には名義変更の連絡をしなかったことで、マイレージが使えなくなったようです。

ANAマイレージクラブカードの名義変更は、WEBでも電話でも行えますが、使えなくなったマイレージの手続きのために電話をしなければならなかったのでしょう。

楽天ANAマイレージクラブカードの評判/口コミ【メリット】

今度は、楽天ANAマイレージクラブカードを使ってみて「良かった」「これはメリットだ！」と感じた人のツイッタ－を挙げてみましょう。

普段の生活は楽天カードで楽天ポイント貯めるのに精を出してるんだけど、それをマイレージにして年一度の家族旅行のたしにしようと思っていろいろ調べてたら、楽天でANAマイレージクラブカードが出てたので切り替え申請した。

— ちえ (@chie310) 2016年8月25日

楽天ANAマイレージクラブカードは、楽天サービスをよく利用している人にも、マイルをこれから貯めようと思っている人にもお得になるカードです。

楽天スーパーポイントコースとANAマイルコースは、インターネットで簡単に切り替えることができるので、貯めたい方を選択しておけばあっという間に貯めることができますね。

では、もうひとつYahoo!知恵袋から評判を挙げてみ迷う。

楽天ANAマイレージクラブカードを作りました
普段年に１～２度ほどCクラスで
旅行に行きます

（中略）

上記カードはマイレージを楽天スーパーポイントに
交換できるという認識で作ったのですが
これでよかったのでしょうか
マイルを貯めるという認識はなく
せっかく長距離路線を定期的に乗っているので
楽天市場でお買い物に少しでも還元できれば嬉しいです

引用：Yahoo!知恵袋

楽天ANAマイレージクラブカードは、楽天スーパーポイントを貯めていきたい人にもお得なカードです。

貯まったマイルを楽天スーパーポイントに交換することが簡単にできますので、楽天市場のお買い物もお得に楽しめます。

また、他にANAマイレージクラブカードを持っているのであれば、楽天ANAマイレージクラブカードと統合することができるので、統合した後楽天スーパーポイントに交換すれば、効率よくポイントが貯まります。

楽天ANAマイレージクラブカードがおすすめな人

ここまで読み進めてみて、あなたは楽天ANAマイレージクラブカードについて、どのように感じたでしょうか？

「マイルは貯めていない。」逆に「楽天スーパーポイントは貯めていない。」

というのであれば、楽天ANAマイレージクラブカードはあなたに合っていないと言えます。

あなたが貯めたいポイントが貯まるカードを探してみてください。

どういった方が楽天ANAマイレージクラブカードを持つべきなのかをまとめると、下記のようになります。

楽天ANAマイレージクラブカードを持つべき人のポイントは、ANAマイレージであることがわかりますね。では、もっと詳しく解説していきましょう。

ANAマイルも楽天スーパーポイントもお得に貯めていきたい！という方

楽天ANAマイレージクラブカードは、ANAマイルも楽天スーパーポイントも貯めることができるカードなので、どちらも貯めていきたい方は持っておかないと損です。

貯めたい方に合わせて貯めるコースを選択できて、お得にポイントを貯めていくことができますし、コース変更もWEBで簡単に行えることから、その時々に合わせた貯め方ができます。

マイルとポイントの交換も可能なので、貯めたポイントに一切の無駄がありません。

クレジットカードは1枚でスッキリまとめたい方

楽天カードとANAマイレージクラブカードの両方を持っているから、お財布の中がカードだらけ！という方には、楽天ANAマイレージクラブカードを持った方がお財布の中もスッキリします。

カードには楽天Edy・楽天ポイントカード機能も搭載しているので、4枚もカードを持たなくても1枚で済んでしまうのが嬉しいですね。

まとめ

楽天ANAマイレージクラブカードは、4つの機能を搭載した一体型カードですので、お財布の中がカードだらけにならない上に管理がしやすくなっています。

貯まったポイントもカード1枚で管理できるので、楽天スーパーポイントを貯めるならコレ1枚！と決めておけば、他のカードを作らなくてもよさそうです。

海外旅行傷害保険も付帯しているので、旅行中のケガや病気でも安心して病院にかかることができます。緊急の場合は、海外アシスタンスサービスを利用すれば、24時間対応してくれてなお安心ですね。

これからANAマイルを貯めていきたい。という方にもオススメなカードですので、ぜひ検討してみてくださいね。

カード基本情報

還元率		1％～
ポイントの種類		楽天スーパーポイント.ANAマイル
年会費	初年度	無料
	2年目以降	540円（1年に1回の利用で無料）
申込み条件		満18歳以上（高校生不可）
国際ブランド		VISA.Mastercard.JCB
家族カード	初年度	無料
	2枚目以降	無料
ETCカード		540円（条件付きで無料）
カード締め日		毎月末日
カード支払い日		翌月27日（土・日・祝日の場合は翌営業日）
支払い方法		口座引落し

カード付帯の保険・補償

海外旅行	利用付帯	最高2,000万円
	自動付帯	-
国内旅行	利用付帯	-
	自動付帯	-
ショッピング		-

電子マネー

付帯電子マネー		楽天Edy
チャージできる電子マネー		楽天Edy.au WALLET(Mastercard).nanaco(JCB)

空港サービス

空港ラウンジ	-
プライオリティパス	-

発行会社

会社名	楽天カード株式会社
公式サイト	https://www.rakuten-card.co.jp/
所在地	〒158-0094 東京都世田谷区玉川一丁目14番1号　楽天クリムゾンハウス
設立日	2001年12月6日