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アメリカン・エキスプレス・カード(グリーン)は、アメリカン・エキスプレスブランドの中でもスタンダードなタイプのクレジットカードです。
アメリカン・エキスプレス・カードは緑色の券面ですが、スタンダードなクレジットカードと言っても、他社におけるゴールドカードにあたる豪華なサービス内容が魅力です。
旅行やショッピング、レストランでの食事などにおける優待サービスが充実しているアメリカン・エキスプレス・カードは、普段の生活をより楽しみたい人に最適でしょう。
この記事では、アメリカン・エキスプレス・カードのメリットやデメリットといった特徴について詳しく解説します。
知っておきたいアメリカン・エキスプレス・カードの特徴
アメリカン・エキスプレス・カードは海外での旅行保険や旅行関連に強力なメリットを発揮します。
まずはアメリカン・エキスプレス・カードの主な特徴からチェックしましょう。以下の表に、内容をまとめました。
還元率 | 通常0.3~1.0% |
---|---|
年会費 | 12,000円(税抜) |
入会条件 | 20歳以上 |
国際ブランド | アメリカン・エキスプレス |
家族カードの有無・年会費 | 6,000円(税抜) |
ETCカードの有無・年会費 | 年会費無料/発行手数料850円 |
100円の利用で1ポイントが貯まるが、通常の還元率は低め
アメリカン・エキスプレス・カードは、100円の利用につき1ポイントの「メンバーシップ・リワード」ポイントを貯められます。
100円につき1ポイント還元なので高めの還元率に思えますが、交換の際は1ポイント1円よりも少なくなるケースがあるため還元率は実質0.3~0.5%程度となります。
例えば、ANAのマイルへは通常2,000ポイントを1,000マイルに交換できるので還元率は0.5%、楽天スーパーポイントへは3,000ポイントを1,000マイルに交換するため約0.3%です。
1%などに還元率を上げるには、後ほど解説する「メンバーシップ・リワード・プラス」への入会が必須となるので注意しましょう。
年会費は本会員・家族会員ともに高額
アメリカン・エキスプレス・カードの年会費は、本会員が12,000円、家族会員は6,000円です。
クレジットカードの中でも年会費は高めと言えるでしょう。例えば、楽天カードは年会費無料ですし、三井住友VISAゴールドカードでも10,000円(税抜)です。
ただしその分、他社におけるゴールドカードやそれ以上の充実した優待サービスや保険が備わっています。サービス内容に納得できるなら、年会費を割高に感じられることはないでしょう。
未成年やパートやアルバイトも不可なので注意
アメリカン・エキスプレス・カードは、20歳以上の人が入会できるクレジットカードです。
そしてアメリカン・エキスプレス・カードは安定した収入を得られている人向けであり、パートやアルバイトの人は入会不可とはっきり明記されています。
アメリカン・エキスプレス・カードに入会したい人は、まず収入を安定させることが重要です。
また他社での借入額・借り入れしている会社が多い、過去に延滞した経験があるなど、クレジットカードの審査に不利な条件を満たしているともちろん発行は難しくなります。
できる限り審査落ちしてしまいそうな条件を減らして、万全な状態で入会を申し込みましょう。
ETCカードは発行手数料に注意!
アメリカン・エキスプレス・カードでは、ETCカードを無料で持てます。ただし発行の際は手数料として850円(税抜)がかかるので、注意しましょう。
ETCカードは本会員向けに最大5枚発行でき、家族カードに対しても1人1枚まで発行可能です。
利用料金はアメリカン・エキスプレス・カードと合算で請求されるので、覚えておきましょう。
アメリカン・エキスプレス・カードを持つ事で得られるメリット
アメリカン・エキスプレス・カードには、様々なメリットがあります。
なんと言ってもステータスの高さは魅力ですが、それ以外にも独自の優待サービスの充実が見逃せません。
有料のサービス「メンバーシップ・リワード・プラス」を追加すればポイントを活用しやすくなるのも、アメリカン・エキスプレス・カード独特ですね。
アメリカン・エキスプレス・カードを所有するメリットについて、詳しくチェックしましょう。
アメリカン・エキスプレス・カードはステータスが高い
アメリカン・エキスプレス・カードは、クレジットカードの中でもステータスが高い存在です。
アメリカン・エキスプレス・カードは年会費が1万円以上と高く、入会条件も安定した収入が必須である関係上、誰でも持てるクレジットカードではありません。
特に海外のお店などで支払いにおいてステータスが高めのこのカードを出せば、信用を得られやすいでしょう。
アメリカン・エキスプレス・カードは旅行関連のサービスが充実している
アメリカン・エキスプレス・カードは、海外旅行に行く機会が多い人にとって役立つ機能が満載です。
他社のクレジットカードにおけるゴールドカード級の充実した割引・優待サービスが用意されているので、定期的に旅行に出かけるなら年会費の元を取るのは容易でしょう。
会員向けの旅行サイト「アメリカン・エキスプレス・トラベル オンライン」
アメリカン・エキスプレス・トラベル オンラインでは、専用のサイトを利用してホテルや飛行機のチケット、レンタカーを予約できます。
国内だけでなく海外のホテルやレンタカーも予約できるので、事前に予約しておくことで旅行を円滑に進められるのがメリットです。
予約の際にポイントを使えたり、ホテルやレンタカーは常時100円2ポイントを貯められたりといったメリットもあります。
中には割引料金で予約できるホテルなどもあり、例えば「Flemings Mayfair」は通常38,804円の宿泊料金が34,923円になります。
旅行の際は「アメリカン・エキスプレス・トラベル オンライン」を活用し、スムーズかつお得に旅をしましょう。
H.I.S.アメリカン・エキスプレス・トラベル・デスクで旅行を手配してもらえる
電話で海外や国内旅行の予約手配ができるのは、「H.I.S.アメリカン・エキスプレス・トラベル・デスク」です。
国内や国際の航空券や国内外のホテル、レンタカーなどを、電話で予約できます。パッケージツアーなら手数料無料です。
旅行にいく際にネットなどで調べるのが面倒に思える方は、H.I.S.アメリカン・エキスプレス・トラベル・デスクを活用しましょう。
エクスペディアのツアー代やホテル代を節約
海外のホテルを安価に予約できるエクスペディアですが、アメリカン・エキスプレス・カードの所有者ならなんと8%オフです。
さらにツアー代金の優待まで行ってもらえるので、エクスペディアを普段使っている方はアメリカン・エキスプレス・カードを利用すればよりお得になりますね。
国内空港ラウンジや海外空港ラウンジを利用可能
アメリカン・エキスプレス・カードの所有者は、国内や海外の空港ラウンジを利用できます。
国内ラウンジはカードと当日の搭乗券を呈示することで利用でき、同伴者も1名まで無料になります。
なお海外ラウンジは基本的に同伴者の利用料金が別途27米ドルかかるので、ご注意ください。
その他のサービスも充実
アメリカン・エキスプレス・カードの旅行者向けサービスはまだまだたくさんあります。
- 手荷物1個の無料宅配サービス
- 自宅から空港までの送迎サービス
- 旅行先で日本語のサポートを受けられるグローバル・ホットライン
- アップルワールドで予約した際の国内外宿泊代金5%オフ
- 手荷物を預かってもらえる空港クロークサービス
- スタッフが荷物を運んでくれる無料ポーターサービス
- 低価格で利用できる空港パーキング
- 海外用の携帯電話を割引料金でレンタル可能
旅行の際は、徹底的にアメリカン・エキスプレス・カードの優待サービスを活用しましょう。
最大5,000万円の旅行傷害保険が付帯されている
アメリカン・エキスプレス・カードには、国内・海外旅行における傷害保険が付帯されています。
補償金額は最高5,000万円で、他社におけるゴールドカード相当の保険金額です。充実した旅行傷害保険が必要なら、アメリカン・エキスプレス・カードを発行しましょう。
国内・海外それぞれの保険金額内訳を表にまとめたので、合わせてご覧ください。なおカードで旅費を支払っていることが、保険適用の条件です。
国内旅行保険 | 保険金額(最大) |
---|---|
傷害死亡・後遺障害 | 5,000万円 |
海外旅行傷害保険 | 保険金額(最大) |
---|---|
傷害死亡・後遺障害 | 5,000万円 |
傷害治療費用 | 100万円 |
疾病治療費用 | 100万円 |
賠償責任 | 3,000万円 |
携行品損害 | 1旅行最高30万円 |
救援者費用 | 200万円 |
旅行に行く際はアメリカン・エキスプレス・カードで旅費の支払いを行い、非常時に保険を活用しましょう。
年間500万円のショッピング保険
アメリカン・エキスプレス・カードには、なんと年間500万円という高額なショッピング保険が付帯されています。
購入から90日間、国内・海外のどこで買った商品でも免責1万円で補償してもらえます。
他社のクレジットカードにおけるショッピング保険の場合はもっと保険金額が低かったり、海外旅行限定だったりと制限が多いものもあります。
充実したショッピング保険を利用できるのは、アメリカン・エキスプレス・カードの大きなメリットでしょう。
ただし、自動車や乗車券、バイクなど対象外の商品もあるので、事前に確認しておきましょう。
リターン・プロテクションで商品を返品できる
クレジットカードで購入した商品を返品したいもののお店で断られてしまった場合は、アメリカン・エキスプレス・カードのサービスである「リターン・プロテクション」を利用しましょう。
購入日から90日以内に利用すれば、商品をアメリカン・エキスプレスに返却することで購入金額を会員の口座に払い戻してもらえます。
なお1商品は最高3万円相当額まで、年間では15万円相当額となっているので、注意しましょう。
不正利用対策も万全、カードの盗難・紛失時も無料で再発行
クレジットカードが不正に使用された時も、アメリカン・エキスプレス側で「不正プロテクション」が搭載されているため検知してくれます。
またカードそのものを盗まれたり、落としてしまったりした時も、サービスセンターへ連絡すればカードを無料で再発行してくれます。
非常時の対応も万全なのが、アメリカン・エキスプレス・カードのメリットですね。
アメリカン・エキスプレス・セレクトの優待は魅力的!
アメリカン・エキスプレスの会員は、専用サイトの「アメリカン・エキスプレス・セレクト」において優待サービスをチェックできます。
例えば、2018年3月時点ではエクセルホテル東急が50%オフで宿泊可能、Hotels.comで国内外のホテルを宿泊する際には8%オフなどの特典が用意されています。
アメリカン・エキスプレス・カードを利用する際は、優待サービスの「アメリカン・エキスプレス・セレクト」もチェックしましょう。
ボーナスポイント・パートナーズ対象店舗ならポイント還元率がアップ
アメリカン・エキスプレス・カードを「ボーナスポイント・パートナーズ」の対象店舗で利用すれば、ポイント還元率が通常よりもアップします。
神奈川県のゴルフ場である「葉山国際カンツリー倶楽部」を利用すると、100円につき2ポイントが貯まります。
BOSEの公式オンラインショップを利用すれば、100円につき3ポイントがもらえます。衛星放送のWOWOWは契約の際にアメリカン・エキスプレス・カードを支払い方法に設定すれば2,000ポイント獲得です。
特にエントリー手続きなどは必要ないので、公式サイトから店舗やサービスをチェックして利用したいサービス・店舗があればアメリカン・エキスプレス・カードを利用してみましょう!
ポイントフリーダムでポイントを支払いに使える!
ポイント・フリーダムは、ポイントを使って様々な場所で支払いができるサービスです。
- カードの利用代金に充当
- 旅行代金に利用
- 店頭での支払い時にポイントを利用(商品券へ交換)
- オンラインショッピングで利用(マルイなど)
これらの場面でポイントを活用できます。
クレジットカードのポイントは賞品や提携ポイントへの交換が一般的ですが、アメリカン・エキスプレス・カードならポイントを支払いにも使えるのがメリットです。
ApplePayやQUICPay決済ができる
アメリカン・エキスプレス・カードは、ApplePayやおサイフケータイのQUICPayに対応しています。
iPhone7、iPhoneXなどの対応するiPhoneや、Apple Watch Series2以降にアメリカン・エキスプレス・カードを登録することで、QUICPay加盟店において決済を行えます。
Android端末などでも、おサイフケータイに対応していればQUICPayを登録可能です。
もちろんこれらの支払いでは、支払い額に応じてポイントを貯めることも可能です。
iPhoneやApple Watchをかざすだけで支払いができるので、支払いはクレジットカード以上にスムーズです。iPhoneユーザーは、ApplePayを活用してみてはどうでしょうか。
利用可能枠が一律で決められていない
例えば、三井住友VISAクラシックカードは10~80万円など、クレジットカードの中には利用可能枠に上限があるものもたくさんあります。
しかし、アメリカン・エキスプレス・カードは例外で、利用可能額は人によって変わります。
利用可能額以上の買い物をすることも、事前承認手続きをして審査に通ることで可能となります。
突然高額な出費が必要になったときなども対応できるのが、アメリカン・エキスプレス・カードのメリットでしょう。
メンバーシップ・リワード・プラスに登録すればメリット満載
アメリカン・エキスプレス・カードは、年会費3,000円(税抜)のメンバーシップ・リワード・プラスに入会することでポイントの有効期限を無期限にできるなど様々な恩恵を受けられます。
メインカードとしてアメリカン・エキスプレス・カードをフル活用したいなら、メンバーシップ・リワード・プラスへの登録は欠かせないでしょう。
ポイントの有効期限が無期限になる
アメリカン・エキスプレス・カードで貯められるメンバーシップ・リワードは、通常最大3年間の有効期限が定められています。
しかし、メンバーシップ・リワード・プラスに登録すれば、有効期限がなくなります。有効期限を気にしなくて良いので、より長期間かけてポイントをじっくり貯めることができますね。
ポイントの還元率が上がる
例えば楽天スーパーポイントへメンバーシップ・リワードを交換する場合は通常3,000ポイントが1,000ポイントになりますが、メンバーシップ・リワード・プラスに登録している人は1,500ポイント(0.5%還元)となります。
ANAマイルへの交換は通常2,000ポイント1,000マイルでしたが、メンバーシップ・リワード・プラスに登録していれば1,000ポイントが1,000マイルになるため1%還元です。
- メンバーシップ・リワード・プラス未加入:2,000ポイント→1,000マイル
- メンバーシップ・リワード・プラス加入:1,000ポイント→1,000マイル
航空会社でポイントを使う場合は通常1ポイント0.3円になりますが、メンバーシップ・リワード・プラスに登録していれば1ポイント1.0円以上の価値になります。
このように提携ポイントと交換する際にポイントの還元率が上がるのも、メンバーシップ・リワード・プラスに入会するメリットでしょう。
JR東海のエクスプレス予約サービスで新幹線の座席をスムーズ・お得に予約できる
アメリカン・エキスプレス・カードは、「JR東海エクスプレス予約サービス」に対応しています。
エクスプレス予約サービスとは、年会費1,080円のサービスで、東海道新幹線や山陽新幹線に切符無し(専用のICカードを利用)で乗車できるのが特徴です。
さらにネットから簡単に座席を予約できたり、もちろん利用に応じてメンバーシップ・リワードを貯められたりもします。
旅費も節約可能で、東京から名古屋まで通常は11,090円の運賃がかかりますが、980円引きの10,110円に減らせます。
- 東京⇔名古屋:11,090円→10,110円
- 東京⇔新大阪:14,450円→13,370円
- 東京⇔広島:19,080円→17,660円
年会費がかかるので、新幹線をあまり利用しない方であれば加入する必要はありませんが、東海道新幹線や山陽新幹線に乗る機会が多少でもある場合、エクスプレス予約サービスに入会し活用しましょう。
アメリカン・エキスプレス・カードの気になるデメリット
アメリカン・エキスプレス・カードはここまで紹介した通り、旅行や空港などで多くのサービスが用意されていて、そのメリットは多くありました。
一方で、アメリカン・エキスプレス・カードには、デメリットもあります。サービスの充実度は高いものの受けるための費用が高額であることに、注意が必要ですね。
アメリカン・エキスプレス・カードを使うにあたり気になるデメリットを解説するので、ご覧ください。
年会費が高額
アメリカン・エキスプレス・カードは年会費が高額なクレジットカードです。
通常年会費が12,000円(税抜)、さらにメンバーシップ・リワードに登録すると+3,000円(税抜)なので、合計15,000円(税抜)を毎年支払わなければいけません。
年会費だけで出費が大きくなるので、割引や優待のサービスを使いこなせないのであれば年会費無料の楽天カードなどを利用したほうが負担が少なく使いやすいでしょう。
電子マネーへのチャージでポイントを貯められない
アメリカン・エキスプレス・カードでは、SuicaやEdyなどの電子マネーにクレジットカードからチャージをしてもそれに対してポイントを貯めることができません。
また、WAONやnanacoへは、チャージ自体ができません。
電子マネーはQUICPay以外ポイントも付かず利用しづらいクレジットカードなので、注意しましょう。
メンバーシップ・リワード・プラスに加入しなければ還元率が低いのは難点
アメリカン・エキスプレス・カードは、通常のポイント還元率が0.3~0.5%と低めです。
メンバーシップ・リワード・プラスに登録しない場合、ポイントを貯めて活用する目的での発行はおすすめできません。
単純にポイントだけをたくさん貯めたいなら、楽天カードやYahoo!Japanカードのようなどこで使っても還元率が高いクレジットカードを利用したほうが良いでしょう。
アメリカン・エキスプレスブランドが利用できないお店もある
アメリカン・エキスプレス・カードは国際ブランドがアメリカン・エキスプレスです。アメリカン・エキスプレスは、場所によっては使えないこともあります。
街中の自分がよく行く店舗を見渡してみてください。大型のスーパーやコンビニ等であれば基本的に問題なく使えますが、規模の小さいお店やオンラインショッピングなどではアメックスに対応していないこともしばしばあるでしょう。
アメリカン・エキスプレス・カードは単体で持つよりも、VISAやMasterCardなど国内外で広く使われている国際ブランドのクレジットカードを用意して2枚持ちするのがおすすめです。
年会費無料の楽天カードなどを選べば、これ以上クレジットカードの年会費に支払う費用が高くなることもありません。
アメリカン・エキスプレス・カードを使えないお店は、2枚目のサブカードで補いましょう。
ちなみにアメックスはJCBと提携しているため、アメックスブランドのクレジットカードは国内のJCB加盟店であれば問題なく使える場合がほとんどです。
アメリカン・エキスプレス・カードとアメリカン・エキスプレス・ゴールド・カードの違い・比較
アメリカン・エキスプレス・カードには、今回詳しく解説しているアメリカン・エキスプレス・カードだけでなく券面が金色の「アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード」もあります。
通常カードとゴールドカードでは、もちろん様々な仕様が異なっています。
例えば、優待サービスはより数が多いですし、キャンセル・プロテクションにもアメリカン・エキスプレス・ゴールド・カードのみが対応しています。
具体的にアメリカン・エキスプレス・ゴールド・カードではどんなメリットがあるのか解説するので、入会するカードを選ぶ参考にしてみてください。
年会費が2倍以上異なる
アメリカン・エキスプレス・カードの年会費は12,000円(税抜)ですが、アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カードは29,000円(税抜)です。
税込みでは3万円を超えてしまうので、アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カードにおける年会費の負担は大きいと言わざるを得ないでしょう。
年会費を安く抑えたいなら、アメリカン・エキスプレス・カードがおすすめですね。
アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カードなら家族カードの年会費が1枚無料
アメリカン・エキスプレス・カードでは家族カードの1枚目から6,000円(税抜)の年会費がかかりますが、アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カードでは1枚目のみ年会費無料です。
ただし、アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カードにおける家族カードの2枚目からは12,000円(税抜)の年会費がかかるので、2枚以上家族カードを作るなら注意しなければいけません。
アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カードは優待サービスの数がより多い
アメリカン・エキスプレス・カードになくアメリカン・エキスプレス・ゴールド・カードでは用意されている優待サービス名を挙げていきましょう。
- 海外旅行において飛行機が遅延した際の補償「航空便遅延費用補償」
- 提携ホテルに2泊以上する場合プレー代が1名・1ラウンド無料になるプリファード・ゴルフ
- 一休.comでの3,000円OFFクーポンや限定プラン
- 珍しいワインを紹介・購入できるゴールド・ワインクラブ
- 京都観光ラウンジの利用
- American Express Invitesの対象レストラン優待
- ゴールド・ダイニング by 招待日和で2名以上予約すれば1名分の料理代が無料に
このように、アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カードでしか受けられない優待や割引がたくさんあります。
特に航空便遅延費用補償があるのは見逃せません。海外旅行に行く機会がとても多い人は、アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カードを選んでおけば非常時にかかった費用を削減できますね。
アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カードならキャンセル・プロテクションも搭載
アメリカン・エキスプレス・カードには不正利用対策の「不正プロテクション」や商品の返品ができる「リターン・プロテクション」が搭載されていますが、アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カードなら「キャンセル・プロテクション」も利用できます。
「キャンセル・プロテクション」は、急な予定変更や怪我・病気などのやむを得ないトラブル時に旅行やコンサートなどの公演に関するキャンセル費用を補償してくれるサービスです。
ただし満額ではなく、自己負担額が1,000円かキャンセル費用の10%かかります。
こういった緊急時の対策も必要なら、アメリカン・エキスプレス・ゴールドカードを選びましょう。
旅行傷害保険はアメリカン・エキスプレス・ゴールド・カードなら最大1億円
アメリカン・エキスプレス・カードの旅行傷害保険は最大5,000万円ですが、アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カードでは1億円です。
アメリカン・エキスプレス・カードも十分高額な保険金額ですが、さらに高額な保険を用意しておきたいならアメリカン・エキスプレス・ゴールド・カードを選ぶのも良いでしょう。
アメリカン・エキスプレス・カードのお得な使い方
アメリカン・エキスプレス・カードは、使い方を見極めることでよりお得に使えます。
年会費が高いクレジットカードなので闇雲に使うのではなく、用意されているサービスをしっかり活用しお得に使いましょう。
ここからは、アメリカン・エキスプレス・カードのお得な使い方を解説します。
メンバーシップ・リワード・プラスに加入し、メインカードとして支払いをまとめANAマイルに交換する
アメリカン・エキスプレス・カードは、メンバーシップ・リワード・プラスに加入することでANAマイルへの交換時に1%の高還元率となります。
メンバーシップ・リワード・プラスに加入しつつメインカードとしてアメリカン・エキスプレス・カードに公共料金や生活費などの支払いをまとめれば、高還元率のクレジットカードとして利用しどんどんマイルを貯められますね。
高級レストランやホテルの宿泊時などに優待を利用する
アメリカン・エキスプレス・カードは、優待サービスが充実しているクレジットカードです。
年会費は12,000円(税抜)からと高額ですが、レストランの割引やホテルの宿泊割引などを活用すればこの年会費以上の節約ができるでしょう。
アメリカン・エキスプレス・カードに入会したら、徹底的に優待サービスを活用するのがお得な使い方です。
アメリカン・エキスプレス・カードを持つとメリットが大きい人
アメリカン・エキスプレス・カードは毎年確実に12,000円(税抜)の年会費がかかるため、年会費の負担なく自由にカードを使いたい人にはあまり向いていないクレジットカードです。
しかし以下に当てはまる人なら、アメリカン・エキスプレス・カードを発行するメリットは大きいでしょう。
アメックスの優待を受けたい人
アメリカン・エキスプレス・カードは、旅行中などに利用できる優待サービスが充実しています。
アメックスの優待を受けて年会費以上の恩恵を受けたい人は、アメリカン・エキスプレス・カードへの入会がおすすめです。
旅行保険など、各種保険が充実したカードが欲しい人
アメリカン・エキスプレス・カードは、旅行傷害保険が最大5,000万円で付帯されています。
他にもショッピング保険や商品を返品できるリターン・プロテクションが付帯されているので、トラブルの際に活用できますね。
各種保険が充実したクレジットカードを求める人は、アメリカン・エキスプレス・カードを検討してみてはどうでしょうか。
決められた限度額以上の高額を使いたい時に対応したい方
アメリカン・エキスプレス・カードは利用限度額以上の買い物も可能なクレジットカードです。事前に連絡をして審査に通れば、高額な支払いを行えます。
また、デポジットという方法で事前入金することで、限度額を増やすこともできるサービスがあります。
何か高額な出費が必要になった時に対応できる用意が欲しい方は、アメリカン・エキスプレス・カードを持っておくと良いでしょう。
まとめ
アメリカン・エキスプレス・カードは年会費が12,000円(税抜)と高額ですが、優待サービスが充実しているため海外旅行や国内旅行の際にたくさんの割引を受けられます。
海外・国内旅行の傷害保険なども充実しているので、トラブル対策もバッチリです。毎年定期的に旅行に行くなら、年会費以上にメリットを得られるクレジットカードですね。
しかも、今ならアメリカン・エキスプレス・カード新規入会キャンペーンが行われていて、最大で15,000ポイントがプレゼントされるので、せっかく入会するならこのチャンスは逃さないようにしましょう!
カード基本情報
還元率 | 0.3~1.0% | |
---|---|---|
ポイントの種類 | メンバーシップ・リワード | |
年会費
|
初年度 |
12,000円
|
2年目以降 | 12,000円 | |
申込み条件 | 20歳以上 | |
国際ブランド | American Express | |
家族カード
|
初年度 | 6,000円 |
2枚目以降 | 6,000円 | |
ETCカード | 無料/発行手数料850円 | |
カード締め日 | 20日/3日/7日 | |
カード支払い日 | 翌月10日/21日/26日 | |
支払い方法 | 口座振替 |
カード付帯の保険・補償
海外旅行
|
利用付帯 | 最大5,000万円 |
---|---|---|
自動付帯 |
-
|
|
国内旅行
|
利用付帯 | 最大5,000万円 |
自動付帯 | - | |
ショッピング | 年間500万円 |
電子マネー
付帯電子マネー | - | |
---|---|---|
チャージできる電子マネー | - |
空港サービス
空港ラウンジ | 有り |
---|---|
プライオリティパス | - |
発行会社
会社名 | アメリカン・エキスプレス・ジャパン株式会社 |
---|---|
公式サイト | https://www.americanexpress.com/japan/ |
所在地 | 〒167-8001 東京都杉並区荻窪4-30-16 |
設立日 | 1917年 |