「パイプユニッシュは、まさに神!」排水口の掃除をするにあたってこんなものがあったかと思わせてくれます。
悪の根源とも言える髪の毛ヘドロを見ることも触ることもなく、溶かして流してくれるのです。
掃除する時に1度使ってみたらもう手放せません。
今回は、そんな掃除の神様である、パイプユニッシュでお風呂の髪の毛をキレイに溶かす方法をご紹介いたします。
パイプユニッシュで溶かすのは見えない髪の毛!?
パイプユニッシュは、心の支えとも言うべき存在です。流し込むだけであの恐ろしいパイプの中の髪の毛ヘドロを溶かして流してくれるのです。
できるだけあのヌメヌメした場所を触りたくない私にとって、心から「ありがとう」と言いたくなります。
あの汚れを目にしなくても良いだけで、ストレスが減りますよね。特に長い髪の女性は、毎日のシャンプーで排水口にたまる1回分の髪の毛だけでも見るとゾッとしますよね。
それが固まっているなんて、自分の髪の毛とはいえ、まさにホラー映画さながらです。そんな素晴らしいパイプユニッシュが溶かしてくれるのは、目にしなくて良い排水管の中の髪の毛です。
排水口に溜まっている分は、ビニール袋に手を入れて髪の毛を集めてつかみ、裏返すと触らずに捨てることができます。
小さいサイズのビニール袋を用意してお風呂場の中に入れておくと、毎回出る時に掃除するのが面倒ではなくなります。
中には、すべての髪の毛を流してしまう人もいるようですが、その場合は頻繁にパイプユニッシュのお世話にならないとすぐにつまってしまいますよ。
パイプユニッシュでお風呂場の髪の毛をキレイに溶かす方法!
しかし、一方でパイプユニッシュを使ってみたけど、詰りが取れずに失敗してしまったと言う人も大勢いるのです。どうして詰りが取れなかったのか・・・
その失敗の原因は、以下の3つが考えられます。
- 使用量が少なかった
- 放置時間が長すぎた
- 流す水量が少なかった
まず使用量ですが、四角いボトルタイプには、側面にメモリが付いています。
ですが、実際に排水管の中にどれだけの髪の毛ヘドロが詰まっているのかわかりませんよね。初めて使用する人は、「劇薬」と言うこともあり、かなり慎重になり、少なめに注いでしまいます。
また、洗面所などのSトラップと言われる形状は、下をのぞくとその太さや大きさが分かるので、ある程度量の算段ができますが、お風呂場はどのあたりに一番たまっているか排水管さえ見えません。
そのため、流れが悪くなってきたと感じたら、初回は1本入れてしまっても大丈夫です。
排水管の内側には、石鹸カスや皮脂汚れに雑菌が繁殖してネバネバ、ネトネトしています。そこに、髪の毛が引っかかり、どんどん詰まってしまうのです。
流れが悪くなってきたと言う事は、髪の毛ヘドロとともに、排水管の内側の汚れも流してしまいたいですよね。そうなると、ある程度の量は必要なのです。
ですが、失敗原因のひとつである、「放置時間が長すぎた」と言う点には十分に注意しなくてはなりません。
1本分のパイプユニッシュを注いだら、中ではかなりの量の髪の毛が溶けて、縛られていたヘドロがゆるゆると動き出しています。
ここで、パイプユニッシュの最長の放置制限時間は30分と覚えておいてください。
「長ければ良いのではありません!!30分!」どうしてかと言うと、それ以上放置してしまうと、今度はゆるゆると移動したヘドロがその場で固まり始めてしまうのです。
しかも、薬剤を大量に含んだ汚物は、カチカチに固まってしまいますのでくれぐれも忘れないでくださいね。もう一つの失敗原因である、「流す水量」と言う事も大切です。
浴槽と洗い場の排水口がひとつのお風呂場の場合は、浴槽の水を抜く前にパイプユニッシュを入れて、30分後に浴槽の栓を抜くのが一番です。
浴槽の排水口が別の場合には、バケツに3~4杯程度は流しましょう。その時の流し方は、ゆっくりチョロチョロではダメです。ザーっと一気に流し込むのです。
これはゆるゆるの汚物を水の力で押し流してしまうためです。髪の毛でしばられなくなったヘドロは柔らかくなり、流れやすいのです。
そして、流れた合図としてわかりやすいのが、大量の水を一気に流したあとの「ゴボンゴボン」と言う水を飲みこむ音です。
これは排水管の中を猛スピードで水が流れたと言う事を示しています。詰りや内部にデコボコとベタついた汚れがあるとスピードは速くなりませんね。早く流れると、最後の空気まで一緒に吸い込んでしまい、音が出ているのです。
ただし、正常に水が流れている場合でも、音がしないこともあるので、失敗だと思わないでください。失敗していたら、バケツの水が流れません。次からは、月に1回程度の頻度で裏書きの用量通りに使用するようにしてくださいね。
まとめ
パイプユニッシュでお風呂場の排水管に詰まった髪の毛ヘドロを溶かしてしまいましょう。
目に見えている排水口の髪の毛は、ビニール袋などを使うと触らずに処理することが出来ます。お風呂のたびに取り除いておくと、完全に詰まってしまうような心配はありませんね。
流れが悪くなってきたと感じたら、思い切って初回はボトル1本分を注いでしまって大丈夫です。注意が必要なのは、量よりも時間です。
必ず30分の放置制限時間を守るようにしてください。せっかく髪の毛が溶けても、ヘドロが再び固まってしまいます。最後に流す水は、大量の水を一気に流すようにしてください。
ボトル1本使うのは、最初だけですよ。次からは用量を守って使用してください。