お風呂場の換気扇、お掃除していますか?意外と見落としている人も多いのではないでしょうか。
ユニットバスなどは、化粧パネルがあって汚れが見えないので、あえて触らないようにしている人もいるかもしれませんね。
もしかしたら、中は恐ろしい状態になっているかもしれませんよ。回ってるけどホコリが詰まって換気できていないなんてこともあります。
そこで今回は、風呂場の換気扇のお掃除方法をご紹介いたします。カビ防止のためにも、キレイにお掃除してしまいましょう。
お風呂場の換気扇は実はカビの温床なのです!
湿気を取って、お風呂場をカビさせないためにフル稼働している換気扇ですが、実はこの換気扇こそがカビの温床になっていることが多いのです。
そうなると、常にカビの胞子が飛び回り、お風呂場のカビがなくなることはありません。
「換気も、お掃除も万全なのにどうしてだかカビが生えてしまう…。」とお悩みのお宅は、もしかしたら換気扇の中にカビがびっしり生えているかもしれません。
特に、窓がついているお風呂で通気が良いと言う場合は、より一層ホコリも吸い取っているので、ゴミが詰まりやすいのです。
でも、お風呂場の換気扇てどうやって掃除すれば良いのかわからない、と言う人のために、良く合るタイプのシロッコファン換気扇のお掃除の方法をご紹介します。
お風呂場の換気扇は羽がたくさんある「シロッコファン」!
窓につけられるタイプのプロペラ換気扇の場合は、汚れが目につくので掃除のタイミングもわかり安いですね。
カビが付いているのを発見したら、すぐに外してカビキラー出来ます。
ところが、ユニットバスなどについている「シロッコファン」と言うタイプは、外からではよごれが全く見えません。そのため、お掃除することを忘れてしまいます。
カビ防止のために頼りにしながらも手入れはまったくしていない状態が続き、とうとう換気扇が悲鳴を上げる事があります。
異音がしてきたら、すでに羽にびっしりと汚れがついてしまい、回転バランスが取れなくなっていると考えられます。
当然、空気も吸い込めないので、換気も出来ていません。ただ電気代をかけて回しているだけの状態です。すぐに掃除しないと、この夏の間にお風呂がカビだらけになってしまいますよ。
また、キーンと言う金属音が激しい場合は、寿命と言う事も考えられます。浴室の換気扇の寿命は8~10年と言われていますので、築年数から一度数えてみてください。
お風呂場の換気扇!シロッコファンのお掃除方法とは
やる気まんまんで挑んでみても、残念ながら取り外して丸洗いできない換気扇が多いのです。
これは、古いお風呂をリフォームしてユニットバスを入れているお風呂場に多く、ダクトと換気口の位置が関係しているようです。
また、「まめに掃除していれば、はずさなくても大丈夫なはず…。」と言う、痛いところをつかれる理由もあります。
もともと外して洗う事は考えず、寿命が来たら交換すると言う考えのメーカー品もあるので、取扱説明書を確認してみた方が良いですよ。
手元に見当たらなくても、PCに品番を入れるだけで、取扱説明書はネット検索できます。
そこに、外さないように書いてある場合は、よほど詳しい人かその道の人以外は触らないようにしましょう。
【外れないシロッコファンの掃除の手順】
- 電源を切る
- 化粧パネルを外す(引っ張るだけの物、ネジ止めのもの)
- 中にもう1枚カバーがある場合は、それも外す
- 化粧パネルとカバーを中性洗剤で洗う
- シロッコファンの汚れを掃除機で吸い取りながらかき出す(一人の場合は少しづつ交互に)
- 中性洗剤入りのお湯で固く絞った雑巾で良く拭く
- 周りの汚れも拭きとる
- すべて元に戻す
【外れるシロッコファンの掃除の手順】
- 電源を切る
- 化粧パネルを外す
- 中のカバーを外す
- 化粧パネルとカバーを洗う
- シロッコファンの真ん中のネジを緩めてファンをそっと外す
- 中性洗剤でシロッコファンを洗う
- すべての部品の水切りをして良く拭く
- シロッコファンが入っていたドラムを拭く
- すべて元に戻す
ファン専用ブラシがあると、大量の羽の掃除が楽々です。
電源を入れて、作動するか確認してみてください。
異音が収まっていない場合は、修理か交換になりますので、専門業者に連絡するか賃貸の場合は管理会社に連絡してください。
換気扇の掃除は、最低でも1年に3~4回は必要です。季節の変わり目を目途にお掃除するようにしましょう。
また、換気扇の次に気になるのが排水口です。排水口の掃除には絶対使いたいものがあります。
詳しくは、『パイプユニッシュは神!お風呂の髪の毛をキレイに溶かす使い方を解説!』の記事で紹介していますので、ぜひ合わせて参考にしてみてくださいね♪
まとめ
お風呂場の換気扇はカビの温床なのです。ホコリが詰まってちゃんと換気できていない可能性もあります。
シロッコファンは外せないものと外せるものがありますが、それぞれ取扱説明書を確認しながら、お掃除方法を考えましょう。
無理に外して元に戻らないと大変です。お風呂の換気扇掃除は1年に3~4回、季節の変わり目にするようにしましょう。