セブンイレブンでお馴染みのnanacoカード。あなたはnanacoを持っていますか?持っている方は、nanacoを最大限に活用できていますか?
nanacoカードは単に、1%が還元されるポイントカードではありません。
「え、そんな使い方ができるの?」「え、そんなに貯まるの?」
といったようなお得な情報や活用方法をもしかしたら見落としているかも。
そこで今回は、nanacoカードのメリットや具体的な活用方法にスポットを当てていきたいと思います。
記事の目次
nanacoカードを使うメリットが大きい!nanacoカードを使うメリット5選
可愛いキリンのデザインが特徴のnanacoカード。これを使うメリットは多岐に渡ります。
通常のポイントカードという土俵で考えれば、基本還元率が1%なのは嬉しいですし、ポイントを大幅に貯めることができる小技が隠れていたりと何かとワクワクする一枚なのです。
nanacoカードをよくあるポイントカードと同列に扱ってはいけません。
nanacoには、nanacoならではの魅力が満載で、意外と知られていないメリットや活用の仕方があるのです。せっかくポイントカードを所有するのであれば、その恩恵には最大限乗っかりたいですよね。
以下に、nanacoカードを使うことで得られるメリットを5つ紹介していきます。
電子マネーなので、お金の管理がしやすい
よく考えてみると、カード一枚にお金が詰まっているってすごいことではないですか?
細かい小銭を持ち歩く必要もないですし、チャージする金額を一定額に定めておけば、お金の管理もしやすくなります。
スマートさとお金の管理能力を兼ね備えた還元率の高いポイントカードというふうに考えれば、電子マネーのnanacoに愛着を覚えることは間違いありません。
レジの支払いが楽
既にお気づきかとは思いますが、小銭をジャラジャラ持ち歩く必要がないということはつまり、支払いが非常にスマートで楽なことを意味します。
特にレジでの会計が混み合っている際に、支払いでもたついてしまうと、後続の人たちからの視線が痛くないでしょうか?
いつもならそこで焦って一円玉が滑り落ちてさらにイライラが増すという悪循環に陥るところ、nanacoカードならサッと出して一瞬で完了。もちろん、お釣りのやりとりも存在しないのでこの上なくストレスフリー。
自分自身はもちろん、レジのスタッフにも、後続の人々にも優しいのが電子マネーのnanacoなのです。
セブン系のグループではポイントが貯まる
まさかnanacoカード=セブンイレブンオンリーという方程式に当てはめて考えてはいませんよね?セブンイレブンオンリーではなく、セブンイレブン系列すべてというふうに考え方を切り替えましょう。
たとえばスーパーマーケットのイトーヨーカドーはセブン&アイ・ホールディングスの系列です。
他にも、そごう・西武・ヨークマートなどの店舗で利用することができるので、これらの店舗においても、ポイントカードの提示を忘れないように心掛けましょう。
nanacoカードで税金の支払いもお手の物
ローソンでお馴染みのPontaカードや、ファミリーマートで使えるTカードでは成せない技をnanacoはサラっとこなしてしまいます。それは何かというと、公共料金や税金の支払いです。
「え、あの振込用紙を渡して支払うアレですよね?」
そう、アレです。公共料金や税金の支払いまでを網羅できるなんて非常に便利ですよね。さらにセブンイレブンとnanacoに愛着が湧いてしまいそうです。
チャージでお得!こっそり教えるnanacoカードの活用術
さて、nanacoカードに関して、こんな使い方はご存知でしょうか?
リクルートカードやJCBブランドのヤフーカードなどのクレジットカードを経由してnanacoにチャージをすれば、それだけでポイントが貯まります。
そのチャージ額を活用すれば、税金の支払いをするたびにポイントが貯まっていくという素晴らしい流れが出来上がるのです。
また通常の買い物においても、基本還元率が1.2%のリクルートカードからチャージした上で会計をすれば、実質2.2%のキャッシュバックを得られる点も見逃せません。どうせ支払うのであれば、貰えるポイントはきっちりと獲得しておきたいですね。
nanacoカードのチャージする時にお得になる方法は、『nanacoカードにチャージする方法を解説!現金・クレジットカードでお得なのは?』の記事で詳しく紹介しています♪
※公共料金に関しては、わざわざnanacoを経由しなくても、クレジットカード会計でポイントを貯めることができますが、振込用紙にすると実質2.2%還元のメリットがあります。
nanacoカードのデメリット
さて、ここからは逆に、nanacoカードのデメリットについてもおさえていきたいと思います。何事もそうですが、メリットとデメリットの双方を十分に理解し、取り入れていくことが肝要です。
nanacoカードをこれから使っていこうとしている方は、デメリットに対してどのように対策を立てていくかを考えながら読み進めていただければと思います。
nanacoカードを持つ上で把握しておきたい注意点
「クレジット機能がついているわけでもないのに、通常のポイントカードを語る上でデメリットなんてあるの?」とクエスチョンマークが浮かぶ方もいるかもしれませんが、カード発行〜活用までをつぶさにみていけば「なるほど」と気づきがあるかと思います。
弱点に対しては、事前に対処できる術も合わせて紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。
発行時に手数料がかかってしまう
基本的に通常のポイントカードを発行する際には、手数料がかからないことがほとんどですが、nanacoについては例外。
残念ながら、300円の発行手数料が取られてしまいます。300円分のポイントを取り戻すことを考えると、基本還元率で考えて30,000円分の買い物が必要なため、少し躊躇してしまいますよね。
これに対しては、以下のような攻略法があります。
nanacoモバイルを活用する
Androidやガラケーでお財布携帯の機能がある方は、「nanacoモバイル」を通じてダウンロードすれば、手数料がかからずに簡単に発行することが可能です。
イトーヨーカドーで8のつく日に申し込む
イトーヨーカドーでハッピーデーと呼ばれている8のつく日に申し込みをした上で、1,000円以上のチャージをすれば、300ポイントが還元されるため、実質無料で発行できたことになります。
クロネコヤマトで申し込む
はい、意外にもこんなところでも発行ができるのです。1枚目に限っては無料ですが、webでの申し込みの場合、発行までに2〜3週間を要するということは覚えておきましょう。
もしnanacoをスタートするのであれば、上記のいずれかの方法で発行すれば無駄がなくてお得ですよ。
nanacoを無料で発行する方法は、『nanacoカードの無料の作り方を紹介!発行場所や使える場所も徹底解説!』の記事で更に詳しく紹介しています♪
利用できる店舗数が少ない
ローソンのPontaやファミリーマートのTカードと比較して遅れを取る点としては、利用できる店舗の範囲が狭いということです。
実際のところ、セブンイレブンやイトーヨーカドー、西武にそごう、デニーズといった店舗を普段使いしない方にとっては、ほとんど旨味がありません。
逆に普段からセブン&アイ・ホールディングス系列のお店ばかり活用しています!という方にとっては相性バッチリのカードだと断言できます。
nanacoカードの入手方法
nanacoカードのメリット・デメリットは十分に理解できたでしょうか?
いよいよここからは、実際にカードを入手する方法について焦点を当てていきたいと思います。
系列店はもちろんのこと、それ以外の場所でも入手することができますが、入手方法や手数料、カードの性質などにおいて違いがあるため、そのあたりも含めて確認していきましょう。
系列店と系列店以外では、nanacoカードの貰い方が異なる
言わずもがな、以下のような系列店ではnanacoカードを発行することができます。
- セブンイレブン
- イトーヨーカドー
- ヨークベニマル
- ヨークマート
- デニーズ
- 西武/そごう
発行までのステップは非常にシンプル。
- 申込書に必要事項を記入する
- レジカウンター・サービスカウンターで発行
また、web上で事前に申請書を作成し、店頭でスムーズに受け取るといった方法もあります。
なお、系列店で発行する場合には、手数料として300円がかかるため、その点にも留意しておきましょう。もちろん前述したように、イトーヨーカドーにおいては8のつく日に申し込めば、実質無料で発行が可能です。
系列店以外でカードを発行する
セブン&アイ・ホールディングスの系列以外の場所でnanacoカードを発行する場合は、若干勝手が異なってくるので、こちらも合わせておさえてきましょう。
モバイルnanacoでゲットする
前項でも触れましたが、Androidスマホか、お財布携帯機能付きのガラケーであれば、「nanacoモバイル」からnanacoカードをゲットすることができます。手数料がかからない上、簡単に申し込みができるので、オススメの方法ですよ。
クロネコヤマトでゲットする
クロネコヤマトでは、1枚目に限り、無料でnanacoカードを発行することができます。
店頭で手続きを行えば即日発行されますが、web上での申し込みとなると、発行までに2〜3週間の期間が必要なため、注意が必要です。
また、こちらのカードについては、クレジットカードによるチャージができないため、クレジットカード経由でポイントを獲得したいと思われる方にはオススメできません。
ちなみにデザインは、可愛いネコが施されているのが特徴です。
セブンカードプラスを作成する
セブンカードプラスはnanaco機能が搭載されたクレジットカードで、以下のようなメリットを得ることができます。
- 無料で作成可能
- 系列店での使用でポイント2〜3倍
- nanacoへのチャージでもポイントが貯まる(0.5%還元)
- 毎月8のつく日は、イトーヨーカドーでの買い物が5%オフ
セブン&アイ・ホールディングスの系列店を頻繁に利用する方や、より効率的にポイントを稼ぎたい方であれば、セブンカードプラスを発行するのがお得でしょう。
セブン銀行でデビットカードを作成する
セブン銀行デビットカードについても、デフォルトでnanacoの機能が付随されています。以下の発行手順を踏むことで、無料で作成することができます。
- メールアドレスを登録する
- 登録済みのアドレスに届けられるURLから申し込み手続きへと進み、必要事項を入力する
- 簡易書留かもしくは、本人限定受取り郵便にてキャッシュカードを受け取る
- 利用開始前にサイトにログインし、利用開始登録を行う
注意点としては、引き落とし口座は、セブン銀行に限定されることくらいでしょうか。なお、このデビットカードを利用した場合、以下のようにポイント還元がされます。
- セブンイレブン→1.5%
- 西武・そごう・7net→1%
- 上記以外のJCB加盟店→0.5%
nanacoカードが使える場所
nanacoカードのデメリットは、カードを使える場所が少ないこと。前項で以上のように紹介しましたが、実際のところ、系列店以外を含めるとどのような店舗で活用できるのでしょうか?
ここでは、nanacoカードが使える場所について、詳しくみていきたいと思います。
nanacoカードを使えるお店リスト
まず、系列店としては以下のような店舗でnanacoカードが利用できます。
もちろん、先ほど紹介したように、これらの店舗では、nanacoカードを発行することが可能です。
- セブンイレブン
- イトーヨーカドー
- ヨークベニマル
- ヨークマート
- デニーズ
- 西武/そごう
- ロフト
そして、その他の主な店舗は以下の通りです。
- かっぱ寿司
- CoCo壱番屋
- 上島珈琲店
- コメダ珈琲店
- マクドナルド
- ミスタードーナツ
- ドミノピザ
- フォルクス
- ステーキのどん
- ビックカメラ
- コジマ
- ジョーシン
- ココカラファイン
- キリン堂
- Esso
- Mobil
- ゼネラル
- ラウンドワン
- 快活クラブ
- ANA
- コカコーラ自販機
- ヤマト運輸
各店舗における基本還元率を知る
やはり効率良くポイントを獲得するためには、基礎知識として、各店舗ごとの基本還元率を知っておくのが大切です。
ベースとなる考え方としては、セブン&アイ・ホールディングス系列店は基本的に1%還元。その他の店舗に関しては、1%の店舗と、0.5%の店舗に分かれるというふうに認識しておくと良いでしょう。
【還元率が0.5%の店舗一覧】
- かっぱ寿司
- CoCo壱番屋
- 上島珈琲店
- コメダ珈琲店
- マクドナルド
- ミスタードーナツ
- ドミノピザ
- フォルクス
- ステーキのどん
- ビックカメラ
- コジマ
- ジョーシン
- ココカラファイン
- キリン堂
- ラウンドワン
- 快活クラブ
- ANA
【還元率が1%の店舗一覧】
- コカコーラ自販機
- ヤマト運輸
なお、Esso・Mobil・ゼネラルなどのガソリンスタンドにおいては、1ℓ当たり1ポイントの還元を得ることができます。
nanacoカードで得する具体的な使い道
nanacoカードのメリット・デメリットから初まり、作り方や利用できる店舗までを網羅してきましたが、最後に紹介するのは、nanacoカードで得するための具体的な使い道です。
せっかく基本還元率の高いカードを活用するわけですから、その恩恵は最大限に享受しないと損ですよね。普段から系列店を頻繁に利用されている方は特に、ここからの内容は要チェックですよ。
クレジットカードからのチャージでポイントもチャージ
nanacoカードを活用していく上で欠かせないのが、クレジットカードによるチャージです。
もちろん系列店をはじめとする各店舗において、nanacoカードの提示を忘れないだけでもポイントは貯まっていきますが、それだけではやはり寂しい。
せっかくチャージをすることによって、ポイントが付与されるという素敵な特典付きなのですし、十二分に活用させていただくことにしましょう。
オススメのクレジットカードは断然リクルートカード
「クレジットカードでチャージをすればポイントが貯まるのはわかったけれど、どのクレジットカードを使えばいいの?」
そんな声が聞こえてきそうですね。ここで注意したいのが、nanacoへのチャージによってポイントがゲットできるクレジットカードは限られているということです。
対象となる主なカードとして、ヤフーカードやセブンカードプラスなどがありますが、何と言ってもオススメなのはやはりリクルートカードです。
その理由は、全てのクレジットカードにおいて、最もnanacoチャージをした際のバックが大きいという点につきます。
年会費も無料で発行できるクレジットカードにもかかわらず、基本還元率が1.2%と断トツで高いことは見逃せません。
また、JCBやVISAなどのブランドを問わず、他の電子マネーとの相性が良いこともメリットの一つとして挙げられます。実際に、楽天Edyにチャージした際にも、基本還元率である1.2%の恩恵を受けることが可能ですよ。
リクルートカードの裏技で、3%の還元率をゲットする
ここから先は、セブンイレブンを頻繁に利用する方にオススメしたい裏技を紹介します。これを活用すれば、セブンイレブンでの買い物の際に、3%のバックを得ることができるのです。
気になるその裏技とは、クレジットチャージしたnanacoを使い、10,000円分のクオカードを購入すること。
というのも、10,000円分のクオカードには、180円分のプレミアム特典が付いてくるため、これはすなわち、還元率1.8%の買い物をしたことを意味します。
さぁ、もうお分かりですよね。リクルートカードでnanacoにチャージをした時点で1.2%の還元は発生しているので、合計で3%のバックを得たことになるのです。
セブンイレブンを愛して止まない方はぜひこの裏技を活用して、賢く買い物を楽しみましょう。
※店舗によっては、10,000円分のクオカードの取り扱いがない場合もあります。
まとめ
まさにnanaco尽くしのコンテンツでしたが、十分にメリットをご理解いただけたかと思います。
シンプルにまとめると、セブン&アイ・ホールディングス系列を普段から利用している方はとにかく、nanacoカードを無料で作成し、リクルートカードと併用すればお得ですよということです。
むしろそうでなければ損をし続けてしまいますから、まずは一度、お試しでもいいので、使ってみることにしましょう。何事もやってみなきゃ、何もわからないままですよ。