あなたはお金と上手に付き合えていますか?上手にお金を管理できていると、自信を持って断言できますか?
世の中ではたくさんの人たちが、お金の問題に悩まされています。その理由は非常にシンプル。お金の管理ができないから。ただそれだけのことなのです。
言い換えれば、お金の管理と真摯に向き合い、それを改善できさえすれば、たいていのお金の悩みは解決に向かっていきますし、お金のことで頭を抱えるという無駄な時間を一気に取り払うことができますよ。さぁ、あなたも、お金との付き合い方を考えてみましょう♪
記事の目次
お金の管理をいい加減にしてはいけない
お金の管理というものは、どんな人にもつきまとうものであり、これが上手くいかないと人生が立ち行かなくなってしまいます。
実際に、男女関係にしても、お金がないことによって些細なことが喧嘩に発展しますし、世の中にはお金関係のトラブルが絶えません。
もちろん、お金さえあれば幸せというわけではありませんが、お金がないから幸せということはありえないのです。
まずは、支出を抑えることに力を入れる
お金を残すための方法は以下の2通りです。
- 収入を増やす
- 支出を減らす
非常にシンプルなお話ですが、結局はこのどちらか、もしくは両輪でお金の管理をする他ないのです。ここで大切なのは、どちらの優先順位を高くするかということ。
にわかには信じられないかもしれませんが、月収でサラリーマンの年収額を稼ぐような人でも、お金が回らずに苦しんでいるケースがあります。それに対し、月収20万円で家庭をきちんと養える人もいるのです。
以上のことから、やはり収入を増やすことを念頭に置きながらもまずは、支出を減らす工夫を徹底することが、節約への近道と言えるでしょう。
買い物は週1度のまとめ買い
いくら節約すると言っても、食費をなくすことはできませんから、少しでも食における支出を抑えたい…。
ところがどうでしょう。エンゲル係数とも呼ばれている食費の割合は油断しているとすぐに大きくなり、際限なくお金が出ていってしまいます。
これを防ぐコツとしては、いかにお金を使う場所に行く頻度を減らせるかです。実際に節約上手な奥様は必ず、買い物は週に1度と決めていますし、その1度の買い物における予算もきちんと決めているのです。
逆に毎日のように買い物に出かけていてはどうでしょうか?大富豪の奥様であればなんら問題ないかもしれませんが、多くの方々にとって、毎日の買い物というのは確実に家計にダメージを与えていきます。それがボディブローのように積み重なり、給料日前に悲鳴をあげることになるのです。
買い物は週に1度、予算を決めて計画的に。
節約の為のお買い物の方法は、『節約家族のお買い物リスト!買物はまとめ買いがお得な理由』の記事で更に詳しく紹介しているので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
コンビニに行かない
コンビニが何の略かはご存知ですよね。コンビニエンスストア、便利なお店という意味です。便利ということはつまり、便利代が商品の販売価格に乗っかっているはずなのです。
行きつけのスーパーマーケットと値段を比較してみましょう。全てがすべてというわけではないにしろ、やはりほとんどの商品はいわゆる「コンビニ価格」で割高です。
スーパーマーケットが閉まっていて、どうしてもすぐに必要なものがあるという場合にはやむを得ないですが、それ以外の場面で頻繁にコンビニを使用していると、その支出額はバカになりません。
「本当に用事があって、必要な場合にのみ利用する」「コンビニの前を通らないようにする」などの自分ルールを設けると、コンビニにおける無駄遣いを一気に減らすことができますよ。
自動販売機を利用しない
「100円ちょっとだし、まぁいっか。」
ちょっと待ってください。それが、自動販売機の戦略なのです。コンビニも同様ですが、誰でも気軽に買える値段に設定されているところが魅力というか、魔力の正体。
もちろん、飲み物を飲まないわけにはいきませんから、何かを飲みたくなったら、代替案を考えるようにしましょう。たとえば、「今から自販機で買おうとしているこのドリンクは、スーパーマーケットならいくらで買えるだろうか?いや、自宅から持っていけば、もっと安上がりだな。」などとイメージを膨らませるのです。
たった数秒でできる上、それが節約につながるので、常にこうした考え方ができるように意識付けていきましょう。
クレジットカードの使い方を考える
クレジットカードの魅力といえば、会計がスムーズに行えたり、ポイントが付与されたり、手元に現金がなくても支払いができることですよね。
確かに非常に便利でかつ、ポイントも貯まっていくので節約にも繋がりそうですが、冷静になって考えてみましょう。幾多もの買い物の末に貯まったポイントも、たった一つの衝動買いや無駄遣いによって、一瞬にして吹き飛んでしまうのです。
あなたの今までのお買い物履歴を振り返ってみてください。クレジットカードで会計すれば来月の支払いだしなんとかなるか…といった使い方を一度でもしたことがあるようなら、クレジットカードを上手に活用できているとは言えません。
たとえば「毎月必ずかかる固定費はクレジットカードで支払う」という使い方は非常に賢いですよね。なぜならこうした支出は、クレジットカードの有無に関係なく必ずかかってくる費用である上、現金で支払うよりもクレジットカードのポイントが還元される分、お得になるためです。
カードを使う際はいつも「この支払いは、お金の管理をする上で妥当なものか」という問いかけをしてみると、買い物で失敗する率は激減していくでしょう。
家計簿をつけない
「家計簿をつけない…え?つけた方がいいんじゃないですか?」
そんな声が聞こえてきそうですね。もちろん数字や管理が大好きな方であれば、どんどん家計簿をつけていけばいいと思います。ところがお金の管理に困る方というのはそもそも、こういった細かいことが苦手な人が多いように思います。
つまり、家計簿をつけないというのはお金の管理をしなくてもいいということではなく、家計簿をつけなくてもお金の管理ができる方法をチョイスしようという意味なのです。
どんな方法かというと、支出項目ごとに、月の予算を決めてしまうというもの。事前に限度額を定めてしまえば、いちいち家計簿をつけながら溜息をつかずとも、しっかりとお金の管理ができるというわけ。
食費は外食を含めて30,000円まで。交際費は10,000円まで。趣味や娯楽に使う費用は…といった具合に、事前にデッドラインを設けておけばあら不思議。管理が苦手だったあなたも、一瞬にして節約上手に生まれ変わることができますよ。
衝動買いをしない
買い物に対する人間の欲求ってものすごいですよね。衝動買いだなんて言葉を生み出してしまっているのですから。そもそもどうして人は、衝動買いをしてしまうのでしょうか?
「あ、これ可愛いー!」「あ、新発売の○○だ」
これらのパターンは、想定外のものを発見することで欲しくなってしまうというもの。要はお店に入って商品を見てしまうともうアウトですよね。
これを防ぐには、「ちょっと見るだけ」をやめることです。「ちょっと見るだけ」はすぐに「欲しい」という気持ちに早変わりしてあなたを苦しめることになるのですから。
それではこんなパターンはいかがでしょうか?
「いつも頑張ってるし、これくらいはいっか」「給料入ったし買っちゃお」
そう、ご明察の通り。言い訳の天才になってしまうパターンですね。この言い訳が頭に浮かんだら即、以下のフレーズを思い出してみてください。
「これ、欲しいもの?それとも、必要なもの?」
下の句はこうです。
お金持ちは必要なものを買う。貧乏人は欲しいものを買う。
もしそれが本当に必要なものなのであれば、躊躇せずにお買い物を楽しめばいいのです。ただしそれが欲しいものである場合、一旦決断を自宅に持ち帰ってみるのがいいかもしれませんね。その結果、買わないという決断ができたあなたは、お金持ちへの一歩を踏み出したといっても過言ではありません。
気乗りしない誘いに乗らない
せっかく節約しようと心に決めた時に限って、携帯電話に着信が入るのです。
「今夜、飲みに行かない?」
「うーん…せっかくのお誘いだしこれはしょうがないか。」
コラコラ。先ほどの決断は一体どこへ行ったのでしょう。そのうち、こんにゃくの意思って呼ばれちゃいますよ。とはいえ、日本人は断るのがとにかく苦手な方が多いですよね。
ロングランで考えれば、気乗りしない誘いに乗ってしまうのは、相手のためにも、自分のためにもならず、偽物の関係を深めていくだけです。
もちろん、仕事の付き合いなどで全てを断るのは難しいかもしれませんが、それでも参加は3度に1度にするといった具合で、頻度を落とすことならできるはず。断ったら悪いし…と自分に言い訳をして、本当は嫌われるのが怖いだけということはありませんか?一度、自分の心に聞いてみましょう。
部屋の断捨離をする
「え、なんで部屋の片付けがお金の管理と関係あるんですか?」
そう思われる方もいるかもしれませんが、誤解を恐れずに断言しましょう。関係おおありです!
まずは騙されたと思ってあなたの部屋をじっくり見回してください。履いていない靴や着ることもなく放置されている服、使っていない電化製品や家具、食器などはありませんか?
ちなみに「いつか使う時が来るかもしれないから」というのは、金運が上がらない人の口癖だそうですよ。ドキッとしたあなたならまだ望みがあります。今すぐ、断捨離をスタートさせましょう。
まさかお財布の中はカードやレシートでパンパンになっていたりしませんよね?もちろんカバンの中身は、家族や恋人に見られても平気なくらい、スッキリしていますよね。こうした身の回りの整理が完璧にできている人は、10人に1人くらいしかいないのではないでしょうか?
一見、お金とは直接関連がなさそうに見えますが、整理整頓や、無駄なものを持たないことに対する価値観レベルを高めておくことで、無駄な買い物が激減するのです。実際にお金が貯まり始めるだけではなく、見た目もスマートで余裕のある人に見られるようになること間違いなしですよ。
正しいお金の管理方法5選
お金の管理と聞いて、どんなことを思い浮かべますか?家計簿をきっちりとつけるとか、無駄なことにお金を使わないようにするなど、人によってそのイメージは様々だと思います。
ここで大切なのは、コストパフォーマンスの高い管理方法を実践しなければならないということ。極端な話、無駄な動きが多いお金の管理を実践していても、ストレスが貯まってしまい、以前よりもお金遣いが荒くなってしまうという顛末に至る可能性もあるのです。
そこでここでは、正しいお金の管理方法を5つ厳選してお届けしたいと思います。
お金の管理のコツは、お金の流れをコントロールすること
お金の管理に困ってしまうのは、あなたの意志力が低いからではありません。どんな状況でも無駄な支出を一切しないという不屈の精神を持っている方もいるのかもしれませんが、万人にできることではないですし、何よりそれでは毎日が楽しくありません。
シンプルかつ確実にお金の管理をするためには、お金の大元の流れをコントロールすることが不可欠。以下に、その具体的なメソッドを紹介していきましょう。
1ヶ月の支出を明確に可視化する
現状を知らなければ、解決策は見えてきません。これをお金の管理という土俵に当てはめるのであればまず、1ヶ月の支出を明確に可視化することが求められます。
「怖くて可視化できません」という方も中にはいるかもしれませんが、その状況を放っておくことの方がよっぽど怖い事態を招きます。何事にも言えることですが、現状をきちんと受け入れる事からすべては始まるのです。
もちろん、トータルの支出を出すだけでは明確化できたとは言えません。できるだけ細かくカテゴリー分けをしていくことで、どの項目において無駄が発生しているかを把握しましょう。
可視化された支出に対し、目標値を定める
カテゴリーごとに1ヶ月の支出を算出してみると、色々な気づきが出てくるはず。
「うわ、食費にこんなに使ってるの?」「交際費をなんとかしないとまずいな…」
人によってお金の価値観は千差万別なので、節約に力を入れるべき項目は人それぞれです。食の誘惑に弱い人。人からの誘いを断れない人。趣味や娯楽に費やし過ぎてしまう人。あなたはどのパターンに当てはまるでしょうか?
可視化された支出を眺めていれば、自身の弱みがありありと見えてくると思いますので、まずはウィークポイントから潰していきましょう。
お金の管理は深いです。自身の弱みを知ることができる上、貯金も貯まっていくのであれば、多少の労力を乗り越えてでもトライするべきですね。
貯金の目標額を決める
労力と聞くやいなや、顔をしかめてしまう方もいるかもしれません。そこで、その労力を少しでも和らげるために、楽しい妄想をブレンドすることにしましょう。そう、既にお気付きのように、貯金に関する妄想です。
貯金のイメージをする上で大切なことは、貯金したその先にあるものまでに想いを馳せることです。たとえば、貯金が100万円貯まったら、大好きな彼女との結婚資金に充てる!とか、貯金が100万円貯まったら、思い切り海外旅行を楽しむぞ!といった具合に、自分がワクワクして動きたくなるような目標設定をするのです。
こうしたワクワク要素がないと、どうしてもお金の管理が辛くなってしまいがちですし、お金の管理や貯金そのものが目標となってしまい、充実感が得られなくなってしまいます。
目標は最終到達額はもちろんのこと、できれば毎月の額に落とし込んでおくようにしましょう。1年で100万円!よりも、1ヶ月8万4,000円!の方がよりリアルにイメージを描くことができますよ。
先取り貯金をする
確実にお金の管理と貯金を進める上で欠かせないこと。それは、先取り貯金です。私たち人間というのはどうも、放っておくとすぐに、お金をあるだけ使ってしまう生き物のようです。裏を返せば、手元にお金を残さないようにすれば良いということ。
会社で積み立て貯金ができるのであればぜひやりましょう。それがなくとも、給料が振り込まれる銀行に、自動積立を申し込みしておくのです。当然ながら、積立金に対して手をつけてはいけません。
先取り貯金後の手元に残ったお金で、生計をきちんと立てていくのです。お金の管理は自分の管理。これができなければ、立派な社会人とは言えないですよ。
大幅に減らせる固定費を見直す
固定費といえば、電気・ガス・水道などのライフラインに加え、通信費などがありますが、この項目において大幅な削減ができればしめたものです。
「ちまちま電気とか水道の節約をするのって苦手だし、効果も薄そう」そんな意見もあるかもしれませんが、ここで推奨するのは、そういった節約法ではありません。一度実践してしまえば、あとは自動的に毎月の節約がなされるようなものです。
たとえば電気代であれば、契約アンペアを低減したり、時間帯割引のプランを採用することにより毎月数千円の節約をすることも可能ですし、水道代なら、専用のシャワーヘッドに交換するだけでも水道代とガス代を一気に抑えることになります。
通信費の節約だってできますよ。もしまだお使いの携帯が格安simの仕様でなければこの機会に変えてしまいましょう。人によってはそれだけで、使い勝手は大差ないのに、10,000円近く固定費を落とすことに成功するケースも。
また、インターネットをプロバイダで契約している家庭は節約の余地あり。WiMAXを導入してwifiを活用することで、プロバイダに毎月かかっている料金をほぼまるまるカットできるからです。
これらの節約法は、一手間だけで大きな効果を発揮してくれるので、ぜひサクッと手続きを済ませてしまいましょう。
固定費を劇的に減らす方法は、『節約するなら固定費から!固定費削減が意外にできていない人が多い』の記事で詳しく紹介していますので、合わせて参考にしてみてくださいね。
アプリでお金が管理できるオススメの無料アプリ5選
このご時世、アプリでなんでもできるのではないかというほどに、その種類は多種多様になっています。もちろんお金の管理も例外ではなく、スマホを触りながらの方がしっくりくるという方には特にオススメ。
これから紹介する、お金の管理ができるアプリをみていけば「え、こんなこともできるの?」という新しい発見があるかも。アプリに対して苦手意識がある方も、これは一見の価値ありですよ。
おカネレコ
このアプリでするべきことはただ2つ。
- 出費項目を所定のパターンより選択する
- 項目ごとの金額を入力する
以上、なんとシンプルなのでしょう。まさにめんどくさいことが嫌いな方々のためのアプリと言えますね。
出費項目にはたとえば、以下のようなものがあります。
- 食費
- 交通費
- 本や雑誌
- カードの支払い
- 化粧品
もちろんデフォルトだけにはとどまらず、あなたの設定したい項目をカスタマイズすることも可能です。年月日単位でのリスト表示やグラフ表示での振り返りにも対応しており、女性からの支持が厚いのも特徴。
基本的には無料で活用できますが、レシートをカメラで撮影するだけでそれを読み取って反映してくれるという、ズボラの頂点をいくような方にはうってつけの有料プランもあります。
iPhoneとAndroidの双方に対応しているので、まずは無料版を試してみてはいかがでしょうか?
マネーフォワード
こちらのアプリの最大の特徴は、インターネット上に情報を預けておくことのできるクラウドです。自分の携帯からはもちろん、会社で支給されているスマホからアクセスすることも可能。クラウド上での保存になるため、情報紛失のリスクが格段に減ります。
また、銀行や電子マネーといった情報と連携できるため拡張性があり、自身のキャッシュフローの全てを一括管理できるという点も大きなメリット。
無料のプランでも十分に活用できますが、有料プランを選べば、データの閲覧可能期間が延長されたり、バックアップがされるといったオプションを利用することができます。
moneytree
こちらのアプリもマネーフォワードと同様に、銀行口座やクレジットカードなどの利用を連動させることで、資金管理を一括化することができます。
moneytreeの特徴としては、現金での決済を入力する際に、ロックされた画面からでもダイレクトに金額とカテゴリを打ち込むことができる点です。わざわざアプリを立ち上げる必要がないため、ストレスフリーでサクサクと作業が進みますよ。
ちなみにこちらのmoneytreeはシンプルかつ高機能、使いやすいユーザーインターフェースにより、App Store of2013の最優秀アプリに選ばれています。
recereco
このアプリの特徴は、レシートの取り込みが可能なこと。
画面に出てくるラインに合わせて撮影をすれば、その内容を読み込んで、詳細の金額までをすべて表示してくれます。認識率は非常に高く、もし読み込めなくても簡単に修正することができる優れモノ。
他にも面白い機能として、写真の取り込みがあります。たとえば食事をした際に、料理の写真と共に金額を記録するといった使い方ができるので、お金の管理をしながらも、思い出を残していくことが可能なのです。
ちなみにこのアプリ、前述のマネーフォワードをプロデュースしている会社が扱っているものなので、マネーフォワードと連携させるといった使い方をすることもできますよ。
かけ〜ぼ
入力から表示まで、シンプルな仕様が良いという方にオススメのかけ〜ぼ。
日付・項目・金額の入力を行い、支出・収入で完了します。折れ線グラフや円グラフでわかりやすく表示され、シンプルに見えつつも、細かい設定までも網羅している点が魅力のアプリです。
また、このアプリは帳簿を複数持てることが特徴。これを活用すれば、自分と夫の家計簿を別々に管理する…といった使い方もできそうです。
使い方や機能としては、冒頭で紹介した「おカネレコ」と似ているため、どちらがより使いやすいかを比較してみるのもいいでしょう。
お金の管理が貯金につながる理由
以上のように、お金の管理と一口で言っても様々なアプローチや切り口があり、上手く併用していければ一気に節約が叶いそうです。
お金をきっちりと管理することによって支出を大幅に削減し、気がつけば勝手に貯金が貯まっていたという流れを作ることができれば、節約において一流の域。
もちろんこれに加え、貯金というものに対して意識を高め、具体的な行動に落とし込んでいくのが有効であるのは言うまでもありません。
お金の管理を徹底すれば、人生が変わっていく
お金の管理が上手くいけば、徐々にお金が貯まっていくのは想像に難くないと思います。ところがお金の管理で得られるのは、お金だけではありません。
先ほども登場させた言葉ですが、お金の管理はすなわち自己管理でもあり、身の回りを整理する力がついたり、時間に対する意識が高まったりといった相乗効果が期待できるのです。
このように考えていくと、お金の管理は人生を変えるとも言えそうです。より良い人生を歩むため、より良い自分になるためにも、お金の管理は非常に価値の高い行動ですね。
貯金が増えれば、心に余裕ができる
金持ち喧嘩せず。という言葉があります。なぜこのように言われるようになったかといえば、お金の余裕は心の余裕を生むからではないでしょうか?
ちょっと想像してみてください。もしも今、数億円の貯金が銀行口座にあって、この先一生働かなくても安泰という状況であればどうでしょう。日常の些細なことに対してなど、必要以上にイライラしなくてもよくなりませんか?
このちょっとしたことに対して寛容であるというのは、小さなことのようで、実は人としての大きな器を表すように思います。
たとえ貯まったお金の使い道が具体的に決まっていなくとも、お金に余裕があるというのは大きなアドバンテージです。ぜひあなたも、お金の管理を徹底することによって、人間性の向上を図りましょう。
貯金が増えれば、シンプルになる
お金の管理を始めると、お金持ちの考え方やスタイルが気になってくるもの。前項でも少し触れましたが、お金の管理に長けている人はやはり、部屋や財布の中身が整理されており、何事にもスッキリしていることが多いのです。
所有するものに関しても、無駄を省くというマインドが身につけば、シンプルでいいものを少しだけ…というスタイルに近づいていく傾向があります。
一流の料理人やコピーライターなどもそうですが、彼らはいかに無駄を省き、本質に近づくかという引き算の美学を大切にされているようです。お金の管理をすることで、こうした一流の方々と似たようなマインドを得られると思えば、より楽しく、お金の管理や節約を進めていくことができそうですね。
貯金が増えれば、選択肢が増える
はじまりはちょっとしたお小遣い程度の貯金だったかもしれません。しかしそれが積み重なっていけば、大きな買い物ができたり、思いも寄らなかった使い方ができたりするものなのです。
貯金が増えると、こうしたお金の使い方における選択肢が広がっていくため、人生に幅が出てきます。
もちろん、変わっていくのはそれだけではありません。前述したように、貯金が増えれば心に余裕ができ、時間管理も上手になっていくので、本業以外にも新たなビジネスに取り組むこともできますし、新しい趣味を深めていく中で、新しい出逢いにも恵まれるかもしれません。
このように、お金の管理というのは様々なメリットを同時に生み出すだけでなく、無限の可能性をも秘めています。より良い人生を歩むためにも、人生における選択肢は広げていきたいですね。
まとめ
お金の管理には、人生を大きく変えてしまう力があることに少しでも気付いていただければ幸いです。具体的な方法に関しては、人によって相性があると思うので、自分にしっくりくるものを選び、無理なく楽しく継続していくことがポイントですよ。
お金の無駄をなくすとともに、人生における無駄も省いていければ最高ですね。