節約するなら固定費から!固定費削減が意外にできていない人が多い

節約は固定費からが重要!将来のために少しでも貯金をしたい人は節約を試みますが、ただやみくもに節約をするだけでは、長続きしませんよね。

上手く節約している人は、固定費の削減ができているのですが、必要経費である固定費を削減するのは決して簡単なことではありません。

ここでは、固定費削減ができない理由や固定費削減のメリットを踏まえ、固定費を節約するコツを伝授します♪

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節約できる固定費

実は節約できる固定費はたくさんあるんですよ♪家計を節約しようと考えたとき、何から手をつければいいのかわからない人は多いでしょう。

支出の内訳を大きく分けると固定費と変動費があり、固定費とは、生活していくうえで必ず必要な出費で、毎月定額になっているもののことを言います。

必ず必要な出費を削るのは不可能のように思われますが、実は真っ先に見直すべきは、固定費なのです。節約が可能な主な固定費としては、次のようなものがあります。

  • 家賃、住宅ローン
  • 電気代
  • 水道代
  • ガス代
  • 新聞代
  • 携帯電話代
  • インターネット代
  • 自動車保険・生命保険・火災保険
  • クレジットカード等の年会費が必要なもの
  • 不要な月額サービス
  • NHKの受信料

固定費の中でも、家賃や住宅ローン、通信費、保険料などは、節約できる余地がないように思われがちですが、毎月支払っている金額が少しでも減額できると、1年間で大きな節約になるのです。

また、電気代やガス、水道代などの光熱費は、使い方を見直すのはもちろん、プランやサービスなどの変更をすることで、月々にかかる費用を減らすことができます。それぞれの節約方法について、詳しくみていきましょう。

サチ子

サチ子
固定費と言ってもたくさんあるので、一つ一つ見直すと毎月大きく節約することができるんですよ♪

家賃・住宅ローン

家賃や住宅ローンなどの住居費は、支出の多くを占めていて、毎月決められた金額を必ず支払わなければなりません。金額が大きく毎月の支払なので1割カットできるだけでも、1年間で大きな金額になります。

では、どのような方法で節約すればいいのでしょうか?

家賃の節約方法

家賃を節約する、という概念を持っていない人は多いですが、家賃が今より安くなるとそのままの生活をしながら知らないうちに出費が減っている、という理想の節約スタイルが叶うのです。まずは次のようなことをチェックしてみましょう。

  • 家賃が身の丈に合っているか
  • 部屋が広すぎないか
  • 周辺の家賃の相場より高くなっていないか
  • 建物が古くなっていないか

家賃は、収入の30%未満であることが理想なので、例えば収入が30万円で9万円以上の物件に住んでいる人は身の丈に合っているとは言い難いです。また、部屋を片付けて不要な物を処分してみると意外に広く感じるので、もっと狭くて安い物件に引越することを検討してみてはどうでしょうか。

さらに家賃は、最初に契約した額を変わらず払い続けなければならないと思っている人が意外に多いです。でも実は、居住中でも家賃の値引き交渉が可能で、周辺の環境により家賃相場が下がっていたり、築年数に応じて建物が古くなっていたりすると、交渉の余地があるのです。

入居者が増える1~3月と比べて、4~8月は交渉しやすく、引越料金も安い時期なので、交渉が叶わなければ引越を検討してみましょう。

家賃を減らして節約できる金額

家賃を元の家賃より3,000円減らせるだけで、年間36,000円、5,000円だと60,000円プラスになります。

同じ市区町村への引越費用の平均額は34,376円なので、引越先で1年以上住むつもりなら、引越した方がお得だと言えます。(参考:SUUMO引越し見積もり

サチ子

サチ子
家賃が数千円減るだけでも、年間でみれば大きな違いが出てきます。値引き交渉をしてみることが大切ですね♪

住宅ローンの節約方法

住宅ローンを節約するためには、まず見直しをおこなう必要がありますが、住宅ローンの見直しには、次のような方法があります。

繰り上げ返済

住宅ローンを借りると、借りた分のお金(元金)だけでなく同時に利息も支払っていかなければなりません。つまり、月々の返済額は、元金返済分と利息支払い分で構成されていて、利息は元金に応じて決まります。

まとまったお金ができたときに、繰り上げ返済することで、元金返済分を減らせるので、必然的に利息支払い分を減らすことができるのです。

借り換え

別の金融機関でローンを組んで、それを原資に元々のローンを一括返済することを借り換えと言います。

最初にローンを組んだ金融機関より、さらに金利が安い金融機関で借り換えすることによって、引き下げられた金利の分、返済総額を減らすことができるのです。

借り換えをするのにお得な条件は、以下のとおりです。

  • ローン残高が1,000万円以上
  • 金利差が1%以上
  • 返済残り年数が10年以上

これらの条件を満たしていない場合は、借り換えによるメリットが得られないこともあるので、まずは自身のローンを確認するようにしてください。

金利交渉

金利を引き下げる方法は、他の金融機関への借り換えしかないと思われていますが、ローンを組んでいる金融機関に金利の引き下げを交渉することができるのです。

借り換えと違って、面倒な手続きや諸費用もかかってこないので、借り換えを検討する前に、まずは金利交渉をしてみましょう。

住宅ローンを減らして節約できる金額

例えば、3000万円を2%の金利で30年間・ボーナス払いなしで借り入れしていると考えると、返済総額は39,918,769円で、そのうち利息支払い分は9,918,769円、毎月110,885円を360回返済していくことになります。(参考:@ローン計算

返済回数月額返済額(円)利息返済分(円)元金返済分(円)ローン残高(円)
1110,88560,88550,00029,939,115
2110,88560,98749,89829,878,128
3110,88561,08949,79629,817,039
1011088549,08061,80529,386,559
繰り上げ返済して節約できる金額

返済が10回目のときに、月々の返済額プラス100万円を繰り上げ返済した場合、元金返済分とローン金額は変わります。これによって、将来的な総支払金額も変わってきます。

返済回数月額返済額(円)利息返済分(円)元金返済分(円)ローン残高(円)
1110,88560,88550,00029,939,115
2110,88560,98749,89829,878,128
3110,88561,08949,79629,817,039
101,110,88549,0801,061,80528,386,559

繰り上げ返済には、毎月の支払額を変えずに支払期間を短くする「期間短縮型」と支払期間は同じのまま毎月の支払額を減額する「返済額軽減型」があります。

期間短縮型で100万円繰り上げ返済すると、360回支払い予定だったのが345回になって、支払総額は39,918,769円から39,149,854円となり、768,915円節約できることになります。

借り換えして節約できる金額

さらに、10回目の返済のときに他の金融機関に借り換えしたり、金利交渉したりして、利率が2%から1.2%に引き下げられた場合、返済総額は35,827,605円になって、(元の返済総額は39,918,769円なので)4,091,164円お得になります。

手数料や登記費用など借り換え時にかかる諸費用が320,000円かかるとしても、3,771,164円節約できることになります。

サチ子

サチ子
上手に借り換えできれば数百万円単位の節約に!これを利用しない手はありませんね♪

電気代

電気も、生活していくうえで欠かせないものです。電気代をなくすことはできませんが削減することは可能です。

電気代の削減方法は、プランや電力会社を見直して基本料金を減らすことと、節電して使用料金を減らすことの2つがあります。具体的な削減方法や、節約できる金額を詳しくみていきましょう。

プランや電力会社の見直し

2016年4月から電力自由化になったのはご存知でしょう。より安い電力会社を選ぶことはもちろん、時間帯によって電気代が変わるプランなどを検討してみましょう。

電力会社が変わっても、同じ電力ネットワークを使用するので、電気の質が落ちたり停電やすくなったりなどの心配はないのでご安心を。

基本的な節電方法

経済産業省資源エネルギー庁の調査によれば、家庭の電気の使用内訳は、冷蔵庫が14.2%、照明器具13.4%、テレビ8.9%、エアコン7.4%、待機時消費電力5.1%となっています。電気の使用量が多い家電から節電を試みてみましょう。

冷蔵庫

冷蔵庫のドアを開けるたび、外気によって冷蔵庫内の温度が上がってしまい、それを冷やそうとして稼働し、電力を消費します。

また、冷蔵庫の設定温度が低いと、冷蔵庫内を冷やそうと稼働する機会が多くなるので、設定温度を少し高くするだけでも節電できるのです。

照明器具

照明はLEDを使用するというのは、もはや節電の基本中の基本ですよね。LED電球は白熱電球に比べて消費電力が少なく、電気代も7分の1ですみます。トイレ、浴室、廊下などでもLED電球を使うようにしましょう。

テレビ

テレビは一度つけると、つけっぱなしの状態で放っておいてしまうことが多いので、観ないときはこまめに電源を切ってください。

さらに、テレビの待機時消費電力にも注意しましょう。待機時消費電力とは、リモコンの指示待ちなどにより、テレビを使用していなくても電気を消費している状態のことです。テレビは主電源をこまめに切るようにしてください。

エアコン

電気の使用内訳でみるとエアコンは家電の中でも使用が少ないですが、冬にエアコンを使うとかなりの電力を使用します。

それは、外気温と室温の差が大きいほどエネルギーを使うためで、30度を25度に下げる夏より、5度を20度に上げる冬の方が多くのエネルギーが必要になるのです。

待機時消費電力

待機時消費電力はテレビだけに限らず、他の家電にもあるので、コンセントをこまめに抜くことが大切です。

コンセントを抜くのが面倒な人には、スイッチ付きタップがおすすめです。タップの電源をOFFにするだけでコンセントを抜いたことになって、待機時消費電力を発生させません。

電気会社のプランを変更して節約できる金額

東京電力の場合、一日を通して電気代が同一のプランだと電力料金は1kWhが25円98銭です。

日中仕事などで家にいない人は、これを「夜トク12」というプランに変更するのがおすすめです。

このプランだと 夜21時〜朝9時までの料金が22円55銭になるので、通常のプランよりお得に電気を使用できます。ただし、その他時間帯は33円76銭になるので注意してください。

サチ子

サチ子
LED電球やスイッチ付きタップを使えば、ストレスなく電気代を削減できますよ♪

水道代

水道代も、基本料金と使用量に応じた料金を支払っていて、どちらも節約が可能になっています。

使用量を節約するためには節水を心がけるなどイメージが湧きますが、水道代の基本料金も一律ではなく減らすことができるということはあまり知られていません。

水道代の基本料金を減らす方法

水道代の基本料金は、配水本管から水を家庭に引き込む配管の太さ(口径サイズ)によって請求額が異なっています。

口径サイズは13mmや20mmが一般的ですが、東京23区では13mmでは基本料金が1ヶ月860円、20mmでは1,170円になっています。口径サイズの変更は大掛かりな工事が必要になってくるので、新築するときに心に留めておくといいですね。

水道の使用量を減らすコツ

東京都水道局の「一般家庭水使用目的別実態調査」によると、水道の使用量内訳は、お風呂が40%、トイレが21%、炊事が18%、洗濯が15%になっているので、それぞれの節水方法をみていきましょう。

お風呂

お風呂で一番水を使用しているというだけあって、湯船に1回お湯を貯めると、200リットルになります。そこで、湯船を満タンにせずに7分目くらいにすると30リットルは節水できます。

さらに、シャワーを1分流しっぱなしにするだけで12リットル使うので、シャワーはこまめに止めましょう。節水用のシャワーヘッドを使うのもおすすめです。

トイレ

最近の節水トイレでは「大」で流すと8リットル、「小」だと6リットル水を使用します。たった2リットルの差と言っても、一日に10回トイレを使用するなら20リットルの差になります。なるべく「小」で流すように心がけましょう。

また、『節約アイデア満載!必ず試したい節約アイデア特集』の記事でも紹介しているように、節水器ロスカットという商品を使えば、トイレの水の節水を大幅にすることができます。

トイレのタンクにペットボトルを入れて水を浮かす方法もありますが、タンクの詰まりなどを起こしてしまったりして結局修理にお金がかかってしまう可能性もあるので、節水するなら節水器ロスカットがおすすめです。

炊事

炊事では、食器洗いの際に水を出しっぱなしにしないように注意してください。1分出しっぱなしで12リットル水を使っています。洗い桶に水を貯めておくと、水を出しっぱなしにすることもありません。

また、節水コマを使用して、蛇口から出る水の量を少なくすると、自然に節水できますよ。

洗濯

洗濯は、まとめて洗うことやお風呂の残り湯で洗うようにすることで節水できます。洗剤を使い過ぎるとすすぎに水をたくさん使うので、洗剤は適量を守るようにしましょう。

また、縦型洗濯機よりドラム式洗濯機の方が水の量が少なくてすむので、買い替えを考えている人はドラム式を検討してみてください。

パナソニック洗濯機で使用する水の量を比較(参考:パナソニック

  • ドラム式…約78L
  • 縦型…約104L

水道の使用量を減らして節約できる金額

上記のような節水を心がけると、次のように水の量を減らすことができます。

  • お風呂で1日40リットル減らすと、30日で1,200リットル
  • トイレで1日20リットル減らすと、30日で600リットル
  • 炊事で1日10リットル減らすと、30日で300リットル
  • 洗濯で1日30リットル減らすと、30日で900リットル

上記の計算で考えると、合計で、1ヶ月(30日)3,000リットル節水に成功することになります。

東京23区の水道料金で考えると、4人家族世帯の1ヶ月平均水道使用量が25立方メートルで水道代は、20mm口径サイズで3,456円。3立方メートル(3000リットル)節水できると、使用量は21立方メートルで水道代が3,041円になり、約400円節約できます。

サチ子

サチ子
ほんの少しの心がけでも、積み重なれば1ヶ月に3,000リットルもの節水になるんですよ♪

ガス代

ガス代も基本料金と使用料金で成り立っています。電力自由化と同じように、ガスも自由化され、都市ガスが自由に選択できるようになりました。基本料金と使用料金の設定は各会社によって違うのでいろいろ検討してみるといいですね。

ガス会社を変えてみる

プロパンガスは都市ガスと違ってガス自由化前から自由に選べますが、国が基本料金を設定している都市ガスより基本料金や使用料金が高くなっています。

プロパンガスを都市ガスに替えたりその逆にしたりするのは、費用がかかってくるので、都市ガスなら都市ガス、プロパンガスならプロパンガスの範囲内で検討しましょう。

お湯の使い方に注意

お湯を使うときに、設定温度が高かったり、たくさん使い過ぎたりすることで、ガス代は一気に跳ね上がります。

ガス代を節約するためには、設定温度をあらかじめ下げておいたり、給湯器のスイッチをこまめに切ったりするなどして、お湯の使用を控えるようにしましょう。

ガス会社を変更して節約できる金額

関東地方のプロパンガスの適性価格は、基本料金は1,500~1,800円で、使用料金が1立方メートルあたり280~330円です。基本料金はどこのガス会社も大体同じくらいなのですが、関東地方では使用料金の平均は1立方メートルあたり450円です。(参考:プロパンガス料金改善協会

基本料金が1,500円、1ヶ月の使用量が15立方メートルとすると、適正価格(280円)では1ヶ月のガス代が5,700円、平均価格では8,250円となり、2,550円の差が出ます。

ただ、今は都市ガスに比べて高いと言われるプロパンガスも、切り替えることで最大60%も安くなる事例が出てきました。「プロパンガスは仕方ない…」と諦めていた方は、一度料金診断チェックをしてみることをおすすめします。

新聞

新聞を毎日熟読している人は少ないでしょう。それなのに、「なんとなく」「習慣で」などという理由から、 あまり読んでいなくても新聞を取り続けている人は多いのです。

かといって長年の習慣であれば、新聞をやめてしまっては不便に感じることもあるでしょう。そこで、次のようにすると新聞がなくても生活習慣自体は変わりませんよ。

必要なときだけ駅で買う

気になるニュースを詳しく読みたいとき、子供が学校で新聞を使うときなど必要なときだけ駅やコンビニで買うようにします。

新聞を取っていても、時間がなくて読まない日もあるので、その都度買うようにするのがお得になる場合もあります。

インターネットを活用する

新聞がなくても、ニュースはヤフーのニュースサイトでチェックできるし、主婦お目当てのチラシも、Shufoo(しゅふー)というサービスで閲覧できます。

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新聞紙やチラシは処分する手間がかかりますが、インターネットで見るだけなら手間は省けます。

新聞をやめたら節約できる金額

朝日新聞の朝刊は月額3,093円なので、新聞をやめるとこの金額が丸々浮きます。さらに、必要なときだけ買う場合、朝刊一部150円なので、10回購入しても1,500円で、朝日新聞の電子版では有料記事300本まで月額980円になっています。

サチ子

サチ子
今やニュースもネットで見る時代。新聞の定期購読をやめれば、新聞やチラシを処分する手間も省けて、一石二鳥ですよ。

携帯電話代

携帯電話を大手キャリアから格安SIMに変えるだけで大幅な節約!携帯電話1台につき1ヶ月1万円前後支払っている人も多いのではないでしょうか。

1年間にすると12万円という金額を支払っているにもかかわらず、携帯電話は絶対に必要な物だから仕方のない出費だとあきらめていますよね。

しかし、今と同じように携帯電話を使っても、携帯電話代を大幅に下げる方法があるのです。

格安SIMを利用した節約方法

スマートフォンや携帯電話はSIMカードがないと使えません。通常は大手のキャリアでスマホとSIMカードを同時に契約して使っているのですが、SIMカードだけを契約して、スマホを自分で用意することが可能です。

格安SIMカードを上手く使いこなすために、次のようなことを知っておくといいですね。

スマホを中古で手に入れるとお得

毎月のスマホ料金の支払いを見てみると、機種代が数千円引かれていませんか?新しいスマホを購入するのには通常10万円くらいかかるので、この機種代を減らすだけでも大きな節約になるのです。

中古でスマホを手に入れて、格安SIMカードで利用するとお得です。また格安スマホも2~3万円くらいで手に入るのでおすすめですよ。

格安SIMのデメリットは通話料が高め

携帯電話代がこれだけ格安になるなら今すぐにでも乗り換えたいと考えるでしょうが、もちろん格安SIMにもデメリットはあります。それは、通話料が高いということ。

よく通話をしている人には大手キャリアのカケホーダイプランの方がお得になることもあります。しかし、通話だけガラケーで対応したり、ラインやスカイプなどの無料通話を利用したりすることで、このデメリットにも対応できるのです。

今では、格安SIMも通話の定額プランなどが出てきているので、このデメリットも解消してきています。例えば、楽天モバイルだと5分かけ放題というプランもあるので、すごく低額で利用することができます。

格安SIMを利用して節約できる金額

夫婦でスマホを2台所有していたとして、1ヶ月2万円かかっていたと仮定します。イオンモバイルでSIMカードを契約すると、データ通信量6GBプランで、1台に付き月額2,138円と機種を3万円で購入したとして2年で分割すると1ヶ月1,250円で、月々にかかる費用は合計3,388円になり2台で6,776円です。

これだけで月々13,224円お得になり、1年間で計算すると158,688円になるので大きな節約になりますね。

ちなみに、私はLINEモバイルを使っていますが、通話も多くないので毎月6,000円程度節約することができました♪「格安SIMは通信速度が遅い…」と言われたりしますが、正直実感としては全く変わりません。

これで毎月6,000円変わってくるなら、格安SIMを使わないほうが圧倒的に損なので、まだ大手キャリアを使っているなら前向きに検討しないと、ずっと損し続けていることになるかもしれません。

>>LINEモバイル公式サイトへ

違約金がかからない月を選ぶようにする

ただし、大手キャリアから乗り換える場合、違約金が1万円程度かかってしまうことも。大体の場合2年更新になっていて、更新月なら違約金がかからないので、乗り換える好機をしっかりと見極めましょう。

また、解約の際の事務手数料が約3,000円、SIMカード代はイオンモバイルで3,240円必要になります。

サチ子

サチ子
中古でスマホを購入し、自分に合った格安SIMに乗り換えることが大切です♪

インターネット代の節約方法

インターネット代としてプロバイダに6,000~7,000円支払っている人もいるでしょう。しかし、インターネットが本当に必要なのかどうか、考えてみてください。

今のプロバイダを解約したとしても、次のような方法でインターネットを利用することはできるのです。

デザリング機能を使う

携帯電話を中継点として、他の通信機器(ノートパソコン・タブレット端末・ゲーム機など)をインターネットに繋いで利用できる、デザリングという機能を使うことで、プロバイダ契約をしなくてもインターネットが利用できます。デザリングに先程紹介した格安SIMを使うとさらにお得ですよ。

自動車保険・生命保険・火災保険

保険には、何となく、付き合いで加入した人も少なくありません。しかし、ライフスタイルは変化していくものなので、加入したときの契約のままでは今の自分に合っていないこともあり、保険の見直しをおこなう必要があります。

保険の種類には自動車保険・生命保険・火災保険があるので、それぞれを見直して節約するコツを紹介していきます。

自動車保険の節約

毎年、自動車保険を更新する時期があると思いますが、そのときこそ見直しのチャンスなのです。自動車保険には自賠責保険と任意保険がありますが、これらをどのように見直しして節約すればいいのでしょうか。

自賠責保険の見直し

自賠責保険の補償内容や保険料に関しては、どの保険会社も大差はありません。しかし、契約期間が長いほど保険料が割安になるので、自賠責保険は契約期間を見直してみましょう。損保ジャパン日本興亜の自賠責保険料を例に挙げてみます。

13ヶ月契約24ヶ月契約25ヶ月契約36ヶ月契約37ヶ月契約
自家用乗用自動車16,380円25,830円26,680円35,950円36,780円
軽自動車(検査対象車)15,960円25,070円25,580円34,820円35,160円

自家用自動車の2年契約を3年契約に変更すると、25,830円から35,950円に保険料が上がりますが、仮に2年契約をした後もう1年更新すると、2年契約25,830円に13ヶ月契約分16,380円がプラスされるので、3年間契約するというのは同じでも、保険料は42,210円と、約6,000円程高くなってしまいます。

任意保険の見直し

任意保険には、「代理店型」と「ダイレクト型」に分けられますが、ダイレクト型の方が、保険料が安くなっています。

もし、自動車保険の更新の時期に乗り換えを検討するなら、ダイレクト型の任意保険を選択肢に入れてみてください。手間はかかりますが、保険会社を乗り換えて安くなった保険料の分だけ節約できるので実践してみてください。

生命保険の節約

保険料の中でも、生命保険を見直すことが、一番節約効果が期待できます。生命保険の見直しポイントは次のとおりです。

死亡保障が適正かどうか

死亡保障で気になるのは遺族保障の金額ですが、保障額が高ければ高いほど保険料も上がります。そこで、保障額が適正かどうかを知る必要があるのです。

[(年収×3)+(1000万円×子供の数)]-[現在の預金残高]

夫が主な働き手で(年収500万円)、妻、子供二人の家庭で、貯金が400万円あると仮定した場合、夫が亡くなったときの遺族保障の適性額は、500×3+1000万円×2=3500万円、3500万-400万で3100万円の遺族保障があれば十分と言えます。

さらに、マイホーム購入時に住宅ローンを組んだときに新たに保険に加入した場合、住居費は保障されているので、遺族保障の額はもう少し減額しても良いですね。

保険はなかなか節約でも触れることがしづらいという印象ですが、今はそんなことありません。見直しをすることで保障が同じでも、保険の支払う金額を下げることだってできる可能性が大きくあります。

そういった時に役立つのが、保険の見直しを専門に取り扱っているサービスです。私は子供の今後の教育費や旦那の保険内容などを見直したかったのですが、素人なのでどう手を付けて良いのかわかりませんでした。

その時に、「自分の保険」という所で、無料相談をして色々と見直しすることができたので、すごく良かったです。それが無料で相談できるので、逆に使わないともったいないくらい親身に相談に乗ってくれますよ♪

保険にかかる費用を一度見直してみるのはすごく大事だということは覚えておきましょう。

>>保険の相談(無料)を依頼してみる

医療保険は必要かどうか

日本では高額医療制度などの社会保障制度が充実しているので、医療用の貯金が200万くらいあれば、無理に医療保険に入る必要はありません。

医療保険が必要かどうか、今一度検討してみてください。医療保険に加入していないと心配なら、勤め先の団体保険やネット生保などがおすすめです。

火災保険の節約

火災保険は、火事で家が燃えてしまったときのみの補償というイメージですが、落雷による被害、風災や水害、水漏れ、盗難など広範囲の補償があります。火災保険の節約のポイントは次の3つです。

補償範囲を見直す

ほとんどの火災保険は、基本補償に任意で付加していくタイプのものなので、補償範囲を見直すことで、保険料の節約ができます。例えば、次のようなことを参考に補償範囲を限定してみてください。

  • セキュリティがしっかりしている物件では盗難補償はなくてもいい。
  • マンションの高層階に住んでいるなら洪水などによる水害補償は不要。
免責金額を設定する

自己負担額のことを免責金額と言いますが、これを設定しておくことができます。

もし、災害が起きて建物などが被害を受けたとき、あらかじめ設定していた免責金額の分だけ自分で負担し、残りの金額を保険会社に負担してもらって補償するしくみになっていて、自己負担がある分、保険料は安くなります。

定期的に家財保険を見直す

建物だけでなく、家具や衣類など家財道具に保険をかける人もいますが、家財保険を付加したときの家具や衣類の量は変わっていないでしょうか。

例えば、子供が成長して独立した後だと、子供の分の家具や衣類はなくなっているはずです。子供の分の家財保険料を減らすことで、保険料の節約ができるのです。

サチ子

サチ子
ライフスタイルの変化に合わせて、保険の見直しも行っていきましょう♪

クレジットカード等の年会費が必要なもの

初年度のみ年会費無料で契約して、うっかりそのまま年会費を払い続けているクレジットカード等はありませんか?

年間数百円~千円といえども、年会費無料のクレジットカードと比べると損しているのは一目瞭然です。年会費を無料にして、固定費を削減しましょう。

年会費無料のクレジットカード

クレジットカードは、光熱費や携帯代などの支払いに利用することで、ポイントが貯まるのでぜひ利用したいものです。

でも、年会費が有料だとポイントのお得感も関係なくなってしまいますよね。そこで、年会費無料のおすすめクレジットカードを紹介します。

  • ライフカード
  • 楽天カード
  • エポスカード
  • オリコカード

ライフカードは誕生月にポイント還元率が高いのが特徴です。楽天カードは新規利用時に5,000円分の楽天ポイントがもらえるのでおすすめ。

エポスカードは丸井デパート系列でお得に使えたりカラオケの割引があったりなど特典が多数あります。オリコカードは珍しい後払い型の電子マネーが利用できるのが人気です。

節約に役立つクレジットカードについては、『節約に貢献してくれるクレジットカード特集!現金払いは損していますよ?』の記事で更に詳しく紹介していますので、ぜひ合わせて参考にしてみてください。

節約に大きく役立つクレジットカード
「現金払いは損」 え?と思ったあなた。節約できる余地があります。 クレジットカードより現金派という方は非常に堅実で好印象ですが、必ず...

有料サービスは本当に必要か考え直す

年会費が有料なのは、旅行保険など手厚い付帯保険が付いていたり、ポイント還元率が高かったりなど、会員向けのサービスが充実しているからです。

たしかに年会費無料のカード会社にはないサービスが受けられるのは魅力的ですが、そのサービスが本当に必要なのかどうか、検討し直してみてください。

不要な月額サービス

動画や音楽、雑誌などの定額の使い放題サービスを利用している人も少なくありません。月額数百円~千円くらい支払っているのであれば、削減できる固定費と考えていいでしょう。

使い放題サービスはお得なのか?

「○○し放題」と聞くと、お得感いっぱいのイメージですが、そのサービス、本当に自分に必要でお得なのか、考えてみる必要があります。

次のような、動画や音楽、雑誌などの定額の使い放題サービスを例に挙げて、本当にお得かどうか考えてみましょう。

  • ドコモのdマガジン:雑誌190冊読み放題で月額400円~
  • NETFLIX:映画やドラマ見放題で月額650円~
  • Hulu:映画やドラマ見放題で月額933円~
  • Apple Music:音楽聴き放題で月額980円

雑誌190冊読み放題が400円と聞くと、かなりお得に感じますが、1ヶ月に190冊も読むのはまず不可能です。本当に読みたくて読んでいるのか、惰性でサービスに加入しているのではないか、考え直す必要があります。

映画やドラマ、音楽なども、サービスに加入した当時より仕事などでライフスタイルが変化し、観たり聴いたりする時間が十分確保できていないこともあります。

観たいとき・聴きたいときに借りればいい

東京都品川区のTSUTAYAでは、当日レンタルで新作DVDが315円、旧作が265円、CDシングルは105円で借りることができ、更には100円キャンペーンや、5作1,000円などのキャンペーンも頻繁に行われています。

動画や音楽を観たり聴いたりする時間が十分確保できていない場合は、その都度レンタルした方がお得だと言えるでしょう。また、雑誌などを置いている図書館も多いので、無理にお金を支払って読む必要はないですね。

NHKの受信料

家にテレビがある限り、NHKの受信料も絶対に支払わなければならないものです。受信料はもちろん一律で同じですが、実は受信料を減らせる裏ワザがあるのです。どのような方法で、どれくらいの金額を節約できるのでしょうか。

受信料を前払いにする

NHKでは、1ヶ月の受信料(地上契約)を1,260円に設定されていますが、この受信料を前払いすることで、割安にできるのです。先に支払うだけでお得になるのなら、利用しない手はありませんよね。

ただ、3月4月は何かとお金がかかる時期なので、それ以外の月に前払いするように契約するといいでしょう。

前払いで節約できる金額

受信料を前払いすると、2ヶ月前払いで2,520円、6ヶ月で7,190円、12ヶ月で13,990円に設定されています。2ヶ月では金額は変わりませんが、6ヶ月では本来7,560円なので、370円お得になり、12ヶ月では本来15,120円なので1,130円お得になっています。

サチ子

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固定費削減がなかなか上手くできない人が多い理由

節約 固定費固定費削減の方法を解説してきましたが、いざ実践しようとしてもなかなか上手くいかない人もいます。それは、固定費を削減したことによって受ける不利益や不便さに我慢できず、節約生活のモチベーションを下げてしまうからです。

固定費削減が上手くいかない理由を知って、正しく実践する知識を身につけましょう。

固定費削減が上手くできないのはなぜ?

固定費は、その特質からコスト削減の線引きが難しいです。コストを減らすことによって得られなくなる代償を考えずに、節約を実践すると長くは続きません。固定費の節約を実践する前に、次のようなことに注意が必要です。

ライフスタイルに合っているかどうか

固定費は本来、必要最低限のものに対する出費です。コスト削減ばかりに躍起になって、自分のライフスタイルに必要であるものまでカットしてしまうと、生活の不便さに耐えきれず長続きしません。

自分のライフスタイルに合った固定費削減ができているかどうか、注意してください。

家計を正しく把握しているかどうか

固定費や変動費などの支出をきちんと把握して、自分が何にお金を使っているのか、何を必要としているのかを知っておく必要があります。

固定費は必要なもののための出費なので、それを知らずにコスト削減によって自分にとって必要なものまで省いてしまうと、節約生活が長続きしません。

固定費の節約で生活に余裕ができるのは大きい

節約 固定費節約とは我慢や無理をしてこそ叶うものだと思われていますが、固定費の節約は一度実践すると効果が持続するものなので、楽チンな節約方法と言えるでしょう。その楽チンな節約で、生活に余裕ができるのは、嬉しいことですよね。

「家計を見直すためにはまず固定費から!」と耳にタコができるくらい聞いた人も多いでしょうが、なぜ固定費節約が大事なのでしょうか?

固定費の節約によるメリット

固定費の節約で生活に余裕ができる、というのは節約生活の理想でもあります。それは、固定費の節約に次のようなメリットがあるからなのです。

ストレスがたまらない

節約するとなると、ある程度の生活レベルの低下は否めないと考えている人も多いでしょう。しかし、必要最低限の出費である固定費と違い、変動費は使うときと使わないときがあるので、出費をある程度自分でコントロールしなければなりません。

逆に言うと、固定費は自分でコントロールする必要はなく、生活レベルを下げなければならないこともないので、ストレスをためずに節約できるのです。

リバウンドがない

食費を減らしたり、お小遣いをカットしたりして家計を節約したとしても、それは一時的に支出を減らしているだけなのです。一時的な節約は、ダイエットのリバウンドのように、いつのまにか支出額が元に戻っている、という事態になります。

その点、固定費を節約するということは、根本的に支出を減らすことができているということなので、リバウンドはありません。

まとめ

節約の穴場」とも言える固定費は、正しい知識がなければ削減することは難しいものです。ただし、一度削減できると節約効果が持続するので、生活だけでなく気持ちにも余裕ができます。

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固定費の節約を正しく実践して、無理なく楽しみながら節約生活をおくることができるといいですね♪

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