あなたはポイントカードを効率よく活用していますか?どうせ同じ買い物をするのであれば、賢くポイントを貯めて節約につなげたいもの。
一口にポイントカードと言っても、還元率や利用店舗によって仕様は異なるので、あなたのライフスタイルに合わせた一枚を使いこなせるようになりましょう♪
記事の目次
各種ポイントカードの還元率を徹底紹介!
ポイントカードにはそれぞれ還元率が定められており、率が高ければ高いほど、効率よくポイントを貯めることができます。
実際に何かしらのポイントカードを持っている方でも、そのカードの特徴や、どれくらいの還元率があるかなどの付随情報をしっかりと把握していなければ、節約上手とは言えません。
通常の還元率に加え、カードの使い方やキャンペーンの利用によって、ポイントは数倍になったりもするのです。
オススメのポイントカード5選
それではどのポイントカードを選べば良いのでしょうか?そんなあなたの疑問にお答えすべく、ここでは普段使いがしやすいポイントカードを5枚、紹介していきます。
上手にカード選びをすれば、普段通りの生活をしているだけで自然とポイントがたまり、節約体質になることができますよ♪
Tポイントカード
TSUTAYAでお馴染みのTポイントカード。全国にあるTポイントの提携先やインターネット提携先において、利用金額に応じてTポイントを貯めることができます。
ポイント還元率は店舗によって異なりますが、200円につき1ポイント(0.5%)の店舗がほとんど。Tのマークを店舗で見つけたら、すかさずTカードを出すようにしましょう。
ちなみに、Tポイントカードは主に以下のようなお店で活用することができます。
- TSUTAYA関連サービス
- 東急ホテルズ
- Yahoo!トラベル
- アシックス
- ファミリーマート
- サークルK/サンクス
- 伊勢丹
- エディオン
- ガスト
- ドトール
- 食べログ
これらの店舗やサービスにお世話になっている方であれば、持っておいて損はない一枚と言えます。
Pontaカード
ポンタ君という愛くるしいキャラがデザインされたカード。ローソンをはじめとするメインの店舗では100円につき1ポイントが還元され、1ポイントを1円として利用することができます。
主に以下のような店舗で利用することができるので、参考にしてみてください。
- ローソン
- ライフ
- HMV
- AOKI
- ピザハット
- 和民
- JAL
- GEO
楽天ポイントカード
その名の通り、楽天系列をはじめとする店舗やサービスを利用する際にお得なカード。マクドナルドやミスタードーナツなどの店舗でも1%のポイント還元を得ることができます。
その他には、主に以下のような店舗やサービスが提携しているので、これらを日常的に利用している場合は、楽天ポイントカードを持っておくといいでしょう。
- マクドナルド
- ミスタードーナツ
- くら寿司
- 出光
- ジョーシン
- 大丸
- 松坂屋
- ダイコクドラッグ
dポイントカード
ドコモユーザーはもちろん、それ以外の方でも気軽に持つことのできるdポイントカード。
基本還元率は1%で、主に以下のような店舗やサービスを日常的に利用される場合は、持っておくと強みになるカードと言えるでしょう。
- ローソン
- マクドナルド
- 高島屋
- サンマルクカフェ
- 東急ハンズ
- ジョーシン
- AOKI
nanaco
nanacoカードは小銭いらずでスピーディに会計ができ、買い物に応じてポイントが貯まる便利なカードです。
基本的には1%の還元率を得ることができ、セブンイレブンなどで利用することが出来ます。セブンイレブンの他、主に以下のような店舗やサービスを普段使いされている方にはオススメのカードと言えます。
- イトーヨーカドー
- 西武・そごう
- ビックカメラ
- デニーズ
- ミスタードーナツ
- エッソ/モービル/ゼネラル
ここまで、各種ポイントカードの還元率について紹介してきましたが、還元率が良く使い勝手が良いポイントカードは実際どれなのでしょうか?
続いては、徹底的に普段から使いたいポイントカードについて紹介していきますよ♪
ポイントカードの還元率から見る普段から使いたいポイントカード
頻繁に利用しているお店があるのに、そこで貯まるポイントをみすみす逃しているのはもったいないですよね。
最初は不慣れかもしれませんが、一度会計時にポイントカードを出すというクセがついてしまえば、あとは自然とポイントが貯まっていくので、ぜひ普段使いしているお店で活用できるポイントカードは持っておきましょう。
自己管理が上手な方であれば、店舗に合わせて複数のカードを所有するのもいいですね。
還元率からみるオススメカード3選
さて、ここではポイントカードを持つことを前提とした上で、一歩突っ込んだお話をしたいと思います。
どうせポイントカードを持つのであれば、よりたくさんポイントを稼げた方がいいですし、還元率が高いに越したことはないですよね。
ここでは、還元率が高くてオススメのカードを紹介しますので、これらのカードの提携先を普段から利用されている方は必ず持っておくようにしましょう。
また、普段使いするお店にこだわりがない方であれば、還元率の高いポイントカードから、普段利用するお店を選んでいくというアプローチもオススメですよ。
Pontaカード
ローソンと言えばポンタ。ローソンやLoppiはもちろんのことですが、さらに賢くポイントを貯めるなら、たとえば以下のような活用をしてみましょう。
- じゃらんnetで2%還元
たとえば家族4人分の旅費50,000円をじゃらんnet.で予約すれば、1,000ポイントのバック⇒JALマイレージバンクで500マイルと交換可能。
- ホットペッパービューティーで2%還元
ホットペッパービューティーでサロンをネット予約し、7,500円を使ったとすれば、150ポイントのバック⇒ローソンのMACHI cafeのカフェラテでほっこりタイム。
- ホットペッパーグルメで一人当たり50ポイント
ホットペッパーグルメを通じ、同窓会20人分の飲み会をネット予約すれば、1,000ポイントゲット⇒ゲオで1,000ポイントを使ってゲームを購入。
- 昭和シェル石油で2ℓあたり1ポイント
20ℓ×月2回の給油で40ポイントが貯まる⇒ケンタッキーフライドチキンによって、ちょっぴりお得にチキンをゲット。
楽天ポイントカード
楽天関連のサービスやマクドナルド、ミスタードーナツといった店舗やサービスをよく利用されるのであれば、提携先かEdyオフィシャルショップにて、楽天ポイントカードをゲットしておきましょう。
貯まったポイントは1ポイント1円として活用でき、いつも以上に買い物が楽しくできるようになるハズ。
楽天スーパーポイント口座と紐付けをすれば、ネット上でポイントの一括管理ができるようになりますし、楽天Edy付きのカードとして発行すれば、倍速でポイントを稼ぐことも可能ですよ。
nanaco
セブンイレブンといえばnanacoカード。基本的にはnanaco払いで1%の還元が得られる他、以下のようなスタイルでもポイントを貯めることができます。
ちょっとしたポイントでもコツコツ貯めていけば、セブンイレブンでちょっと贅沢してみたりと、ささやかな幸せが味わえますよ♪
- セブン銀行との取引で貯める
口座振替や振込出金で10ポイントが貯まる他、給与や賞与の受け取り(初回特典)で500ポイントを一気に貯めることも。
- ラッキータッチで貯める
nanacoモバイルで50円以上の買い物をするか、現金をチャージすることによって、1日1回、「ラッキータッチ」のミニゲームに挑戦することができ、最大1,000ポイントが当選します。
- メルマガで貯める
メールマガジンの「nanacoニュース」内の対象リンクをクリックするだけで、ポイントが貯まります。日々の習慣にしてしまえば、塵も積もれば…で思いがけない買い物ができてしまうかも。
普通なら300円かかる発行手数料nanacoカードを、無料で発行する方法を、『nanacoカードの無料の作り方を紹介!発行場所や使える場所も徹底解説!』の記事で詳しく紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。
ポイントを貯めるならクレジットカードがダントツ!
もちろん通常のポイントカードでも賢くポイントを貯めることはできますが、やはりポイント獲得効率において、クレジットカードの右に出るものはありません。
クレジットカードを持つことによって、無駄な出費さえ増えなければ、クレジットカードは節約生活の大いなる味方。以下にオススメのカードを4種類紹介しますので、あなたのライフスタイルと相性の良い一枚を見つけてみてください。
Tポイントを貯めるならヤフーカード
TSUTAYAはもちろん、ファミリーマートやガスト、ENEOSやウェルシアなどを普段使いされているアナタには、ヤフーカードがオススメ。
還元率 | 1% |
年会費 | 無料 |
入会条件 | 有効なYahoo! JAPAN IDをお持ちの方で、18歳以上で本人または配偶者に安定した収入のある方 (学生可、高校生不可) ※未成年者は、親権者の同意が必要 |
国際ブランド | Visa,MasterCard,JCB |
家族カード | 無料 |
ETCカード | 新規発行手数料無料、年会費540円 |
特徴 | ・Tポイントカードと一体化しており、最もTポイントが貯まる ・Yahoo!JAPANのサービス利用でポイント3倍 ・TSUTAYAでのレンタルも可能 |
ヤフーカードの特徴
このカードの最大の特徴は、最もTポイントが貯まるカードであること。
実際に、通常のTポイントカードでは還元率は0.5%ですが、ヤフーカードならどこで利用しても常に2倍の1%が還元されます。また、他にTポイントが貯まるカードとして、TSUTAYAが発行しているTカードプラスがありますが、こちらはTSUTAYA以外の店舗では0.5%しか還元されません。
Tポイント加盟店では、日常的にポイント○○倍というキャンペーンを行っており、リアル店舗における加盟店が非常に多いため、貯めたポイントを活用しやすい点も大きな魅力と言えるでしょう。
Yahoo!ショッピングやLOHACOの利用でポイント3倍
Yahoo!ショッピングとLOHACOにおいて、ヤフーカードを使ってお買い物をすると、パソコン・スマートフォンを問わず、いつでもTポイントが3倍貯まります。
また、Yahoo!ショッピングのポイントキャンペーンやLOHACOのストアポイントを合わせれば、さらに効率良くTポイントを貯めることができます。Tカード常用者にとってはこれ以上ないメリットを得られるカードです。
TSUTAYAのレンタルもこれ一枚
ヤフーカードは最もTポイントが貯まる上、Tカードと一体化しており、このカード一枚で、TSUTAYAのレンタルまでもが利用できてしまいます。
今までTカードとクレジットカードの2枚をレジに提示していた方にとって、これは非常にありがたいこと。お財布も支払いもスマートにできるだけでなく、ポイントもスムーズに貯まっていきます。
Tポイントは加盟店もかなり多くあるので、Tポイントを貯めるなら間違いなく持っておきたいカードです。
Pontaポイントを貯めるならリクルートカード!
ポンタポイントを貯めるならコレ。通常還元率が驚異の1.2%を誇る点にも注目です。
還元率 | 1.2% |
年会費 | 無料 |
入会条件 | 18歳以上で本人または配偶者に安定した収入のある方 (学生可、高校生不可) |
国際ブランド | Visa,MasterCard,JCB |
家族カード | 無料 |
ETCカード | 新規発行手数料1,080円(Visa,Master)、JCBは無料 年会費はいずれの国際ブランドにおいても無料 |
特徴 | ・1.2%の高還元率 ・電子マネーへのチャージでポイントが貯まる ・ポンタポイントと等価交換が可能 ・ホットペッパー系を利用するとお得 |
リクルートカードの特徴
なんといってもこのカードの魅力は、年会費が無料にもかかわらず、基本還元率が1.2%と非常に高いこと。また、電子マネーへのチャージでもポイントを貯めることができます。
ここで見逃したくないのが、税金や公共料金等の支払いにおける活用術。本来、これらの支払いにおいてポイントは加算されませんが、nanacoの場合は例外。
実質、nanacoへのチャージでポイントをゲットできる上、セブンイレブンでの買い物と組み合わせれば、合計2.2%の還元を常に得ることができるのです(Suicaやau Walletにもチャージ可能)。
また、ポンパレモールにおいては食品や日用品など全品3%が還元されたり、じゃらんnetの予約で2%が還元(リクルートカードの決済なら3.2%還元)されるといった面もありますので、これらのサービスを普段使いされている方にはオススメしたい一枚です。
ポンタポイントと等価交換できる
貯まったリクルートポイントはそのまま、ポンタポイントに等価交換することができます。普段ポンタポイントを貯めている方や、ホットペッパー関連をはじめとする系列店を利用されている方にとっては非常にありがたいですね。
ホットペッパー関連以外で言えば、JALやローソン、大戸屋にケンタッキーフライドチキン、ポンパレモールなどで活用できますよ。
楽天系のサービスを利用するなら楽天カード一択!
楽天関連のサービスを普段から利用しているあなたなら、楽天カードを選んで間違いありません。
還元率 | 1% |
年会費 | 無料 |
入会条件 | 18歳以上で、安定した収入がある方 または18歳以上で大学・短大・専門学校に在学中の方 ※未成年者は、親権者の同意が必要 |
国際ブランド | Visa,MasterCard,JCB |
家族カード | 無料 |
ETCカード | 新規発行手数料無料、年会費540円 |
特徴 | ・楽天関連のサービス全般の利用がお得 ・楽天市場の利用でポイントがザクザク貯まる |
楽天カードの特徴
楽天関連のサービスの他、サークルKやサンクス、出光、大丸、松坂屋などで利用することができる楽天カード。通常のお買い物における1%の還元の他、楽天トラベルや楽天ダイニング加盟店では2%、街の加盟店では最大3%が還元されます。
また、電子マネーの「楽天Edy」に交換することもでき、現金との併用も可能なため、ポイントを無駄にすることがまずありません。
楽天市場での買い物はポイントがザクザク貯まる
楽天カードを持ったならば必ず立ち寄りたい場所。それが、楽天市場です。
なんと、楽天市場での買い物に関しては、通常還元率が1%のところ、4倍の4%が付与されるのです。さらにSPU(スーパーポイントアップ)というサービスを利用すれば、最大8倍のポイントが獲得できます。SPUのイメージは以下の通り。
- ・通常ポイントで+1倍
- ・楽天ブックス月1回以上の利用で+1倍
- ・楽天カードの利用で+3倍
- ・楽天市場アプリ月1回以上の利用で+1倍
- ・楽天プレミアムカードもしくは楽天ゴールドカードの利用で+1倍
- ・楽天モバイル利用で+1倍
⇒合計8倍!!
その他にも、楽天市場では常にポイントアップキャンペーンがありますし、店舗によってはポイントが10倍ゲットできることも。
このように楽天市場では、最低でも4倍という高還元率に加え、様々なポイントアップのチャンスがあるため、毎月面白いようにザクザクポイントが貯まっていくのです。
ローソンやマクドナルドを利用するならdカード!
ローソンやマクドナルドを普段使いされている方であればdカードがオススメです。
還元率 | 1% |
年会費 | 初年度無料 2年目以降は、前年に一度でも利用(キャッシングは除く)があれば無料 利用がない場合は1,350円(家族カードは432円) |
入会条件 | 18歳以上(学生除く)で安定した収入のある方 |
国際ブランド | Visa,MasterCard |
家族カード | 1枚目無料 2枚目以降は、前年度に本会員、家族会員のいずれにも利用がない場合のみ432円 |
ETCカード | 新規発行手数料無料、年会費初年度無料 2年目以降は、前年度に1度もETCカードの利用がなかった場合のみ540円 |
特徴 | ローソンで利用すると5%オフ 保持しているだけで、ドコモ料金の支払いポイント加算 |
dカードの特徴
ローソンやマクドナルド、スターバックスの他、高島屋や紀伊國屋書店、無印良品やJALなどで利用できるdカード。ドコモユーザーの方は必ず持っておきたいカードとも言われています。
どこで利用しても還元率が1%な上、ポンタポイントに交換することができることも特徴。ちなみにこのポンタポイント、1ポイント1円で活用するのもいいですが、ローソン内にあるLoppiでお試し引換券と交換することで、実質1ポイント2~4円の価値を得ることもできますよ。
ローソン利用で最大5%オフ
ローソンを利用するならdカードと言われる所以がコチラの特典。
ローソンでdカードの提示をするだけでまず、お会計が3%オフとなり、dポイントが1%貯まります。さらにそれがクレジット決済であれば1%が上乗せされ、合計で5%もお得なのです。いつもコンビニにお世話になっている方であれば、この毎回5%がいかに大きいかがわかりますよね。
特にこだわりがないのであれば、コンビニは毎回ローソンにしてしまう方がお得ですね。
持ってるだけでお得!ドコモ料金の支払い
ドコモユーザーのみなさん。以下の事実、ご存知ですか?
「クレジットカードで決済をせずとも、dカードを持っているだけで、ドコモ料金の支払い(ドコモの携帯+ドコモ光)に対して、勝手にポイントが加算される」
ストレートに言いましょう。これを知らないドコモユーザーの方は、めちゃくちゃ損していますよ。特にこの、「持っているだけで」という部分。
要するに他のクレジットカードで決済を行えば、他のクレジットカードのポイントと、dカードの「持っているだけで得られるポイント」の両取りができるということです。既にお気付きのように、「他のクレジットカード」は、通常還元率が高いモノを選ぶとなお良いです。
たとえば先ほど紹介したリクルートカードを決済に使うとすれば、リクルートカードの1.2%+dカードの1%で合計2.2%が、毎月自動的に還元されるのです。仮にドコモ料金+ドコモ光の合計金額が10,000円であれば、毎月220円、年間で2,640円が勝手に貯まっていきます。
ドコモユーザーなのに、dカードを持っていない方が、いかに毎月損をしてしまっているかがわかりますよね。ドコモユーザーはもちろん、ちょうど機種変更を考えていた方もすぐに、dカードの申し込みをしないと損ですよ。
節約にかなり貢献してくれるクレジットカードを、『節約に貢献してくれるクレジットカード特集!現金払いは損していますよ?』の記事でも詳しく紹介していますので、ぜひ合わせて参考にしてみてくださいね。
まとめ
どのカードを所有する場合でもやはり、通常のポイントカードより、クレジット機能付きのカードの方が断然ポイントが貯めやすいのは間違いありません。
ここは1つ、お気に入りのクレジットカードを何枚か作ってみてもいいのでは。ポイントを全く貯めていない場合と比べ、確かな節約効果が表れるハズですよ。